春になったら莓を摘みに
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著
梨木香歩
新潮社
[随筆・エッセイ]
国内
2002.02 版型:B6 ISBN:9784104299027
価格:1,365円(税込)
「理解はできないが、受け容れる」それがウェスト夫人の生き方だった。「私」が学生時代を過ごした英国の下宿には、女主人ウェスト夫人と、さまざまな人種や考え方の住人たちが暮らしていた。ウェスト夫人の強靭な博愛精神と、時代に左右されない生き方に触れて、「私」は日常を深く生き抜くということを、さらに自分に問い続ける—物語の生れる場所からの、著者初めてのエッセイ。
ジョーのこと;
王様になったアダ;
ボヴァリー夫人は誰?;
子ども部屋;
それぞれの戦争;
夜行列車;
クリスマス;
トロントのリス;
最近のウェスト夫人の手紙から—二〇〇一年末;
五年後に
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