空中楼閣 ― 夢のノート
-
-
著
川田絢音
書肆山田
[詩歌]
国内
1991.06 版型:A5 ISBN:9971378639
価格:2,520円(税込)
時を刻むことを知らない風にのり、途切れることなく現われる衝迫の情景の中心に立つ。脆い生の影を曳航しつつ、時の淡く酷薄な色どりとひとりたわむれる
おすすめ本書評
- 『空中楼閣 ― 夢のノート』川田絢音
川田絢音という詩人の名前を知ったきっかけは、精神医学者・春日武彦のエッセイを読んだことだった。出典を示したいが、本が手元にない。おそらく『幸福論』(講談社現代新書)ではないかと思うが、あまり自信がない。春日のエッセイは精神医学に関心がない人でもおもしろいので、読んだらいいと思うよ。で、探してください。
いや、川田絢音なのである。私は詩歌の道に暗く、いや歌道が暗いから灯りを借りに来た、くらいは言いたいくらいの門外漢なのだが、この詩人の作品は無闇に好きなのである――
杉江松恋
2011/03/25掲載
>>書評を読む
Internet Explorerをご利用の場合はバージョン6以上でご覧ください。