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花模様が怖い/さしむかいラブソング/ミス・リグビーの幸福

(いま話題の青豆より、はるか前)理由もなく男たちを殺す「狙撃者」も「いる」、再評価が進む片岡義男を知るためのベスト・オブ・ベスト

片岡義男
花模様が怖い 2009.04  版型:文庫
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さしむかいラブソング 2009.05  版型:文庫
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ミス・リグビーの幸福 2009.06  版型:文庫
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早川書房ハヤカワ文庫小説] 国内
レビュワー/山崎まどか

村上春樹の『1Q84』だが、私は世間的には評判のいい青豆絡みの暗殺話に今ひとつのれなかった。その前に、片岡義男著『花模様が怖い』に収録された「狙撃者がいる」を読んでいたからだ。

「狙撃者がいる」の主人公・西本美貴子も、青豆のように体育大学を出て、インストラクターを生業として生きている女性である。二十九歳、無駄のないプロポーションでルックスも端正だが街を歩いているときは目立たない。しかし、夜になると彼女はサイレンサー付きの自動ピストルの弾倉に9ミリ弾を詰めて、何の変哲もない黒いナイロンのブリーフケースに入れて、男たちを殺す孤独な狙撃者に変身するのだ。

しかし、西本美貴子には青豆のように男を殺す「理由」がない。彼女はただ、美しいフォームで銃を撃ち、誰にも知られずにスマートを立ち去る、ただそのことに美学を感じている、本当に奇妙としかいいようのない女性なのである。

彼女が丸の内や神保町を歩きながら、いかに殺すか、どのようなルートを辿れば人に見られずに立ち去ることが出来るか自問自答する場面には、不思議な魅力がある。銃を撃つことで日常生活に亀裂を生じさせ、そこに逃げ込むことであらゆるルールから逃れようとする女の心理が、九十年代以降の片岡義男の小説の特徴ともいえる、抑揚のない、どこか英語からの直訳文を思わせる会話体でフラットに綴られ、それがどういう訳かリアリズムを生むのだ。リアリズムといっても、日常的なリアリズムではない。「片岡義男の小説世界」のシュールなリアリズムである。それが『1Q84』で提示されたもうひとつの1984年より更に遠く、更に精密に作られた場所へと読者を導いていくのである。

『花模様が怖い』は、今年発売された「片岡義男コレクション」の第一巻に当たる。このコレクションは三巻で完結する。『花模様が怖い』には「謎と銃弾の短篇」というサブタイトルがついていて、銃を撃つという行為に対する片岡義男独自の美学を感じられる短篇が集められている。第二巻の『さしむかいラブソング』はハードボイルド調の恋愛小説集、三巻の『ミス・リグビーの幸福』は二十一歳の私立探偵アーロン・マッケルウェイを主人公としたシリーズ物が収録されている。

最近、小説家として再評価が進む片岡義男の一端を知るのにちょうどいいシリーズでもあり、池上冬樹、北上次郎といった識者が選んだベスト・オブ・ベストでもある。一時期、あまりに人気がありすぎて、多作すぎて見逃されてきた作家だが、ウェス・アンダーソンなどの映画を見慣れた若い読者はむしろ偏見なく、クールでフラットな片岡義男文体に馴染み、彼の小説でしか起こりえない不思議に透明な出来事に身を浸すことが出来るのではないだろうか。

私自身が片岡義男を「発見」したのは早すぎる『バージン・スーサイズ』(ソフィア・コッポラの初監督作品)とでも呼ぶべき『少女時代』だった。彼の文体やカメラ・アイで描かれる克明な場面描写に夢中になった。もしかして、今、一番好きな日本の作家かもしれない。
今年前半に読んだ短篇小説でベストの一作を挙げるとしたら、迷いなく「狙撃者がいる」を選ぶ。現時点での「今年読んだベストの短篇」を選ぶとしたら、そこに「ミス・リグビーの幸福」が同列で並ぶ。

『ミス・リグビーの幸福』に収録されたアーロン・マッケルロイのシリーズは、オフビートという言葉からさえ遠く離れた驚くべきハードボイルド・シリーズである。主人公の私立探偵はリーバイスのジーンズを履いた二十一歳の童顔の少年であり、ハードボイルド・シリーズの探偵の定石から全て外れている。酒は飲まない。依頼人にはアイス・ウォーターを要求する。そしてこのハードボイルド・シリーズのバックに流れているのは、ジャズでもブルースでもなく、カントリー・ミュージックなのだ。

様々な事件を通して、少年アーロン・マッケルロイが成長していく物語かというと、それも違う。アーロン・マッケルロイは絶対的な傍観者であり、事件が悲劇的な結末を迎えるのも、人が死ぬのも止められない。まるっきり事件を解決できない、アンチ・ミステリの様相を呈しているすごい一編もある。それも狙ってそうなった訳ではなく、明らかに作者の「天然」でそういうことになっているのである。

しかし、だからこそ、アーロン・マッケルロイ・シリーズは素晴らしいのである。片岡義男の小説でしかありえない世界がここにある。女の心臓を止めてしまうほどの孤独に、温かなヒューマニティーや熱い抱擁ではなく、きれいなグラスに入れて氷を浮かべた水のような涼しげな人間性で応えた「ミス・リグビーの幸福」を読んだ時、私には『彼女を見ればわかること』のロドリコ・ガルシア監督による映画版を克明に思い浮かべることが出来た。ロサンゼルスの街の遠景から一軒の家へとクローズ・アップしていく描写が、既に映画のスクリプトのようなのだ。リーバイスのジーンズにブーツ、首にバンダナを巻いてピックアップ・トラックから降りてくる探偵を演じるのは、そう、ジョセフ・ゴードン・レヴィットである。

膨大な数に及ぶ片岡義男の短篇集にはまだ、今の読者に再発見されるべき傑作が多く埋もれているはずだ。この「片岡義男コレクション」をきっかけに更に彼の評価が進み、コレクションの第二弾、第三弾が出ることを祈っている。そのどれかには是非とも、傑作「ハートブレイクなんてへっちゃら」を入れて欲しい。

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2012/05/23[新着書評]
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