書評の楽しみを考える Book Japan

 
 
 
トップページ > おすすめ本書評一覧 > 女優 岡田茉莉子

女優 岡田茉莉子

「クラシック」&「ヌーベルバーグ」な岡田茉莉子像を追い求め続けた、確固たるスター・岡田茉莉子

岡田茉莉子
文藝春秋伝記] 国内
2009.10  版型:B6
>>書籍情報のページへ
レビュワー/鷲谷花

ちょっと前までの女性向けのファッション誌には、定期的に「名作映画に学ぶ着こなし」特集が組まれていて、そこではオードリー・ヘップバーンが恒久的に至高のトップスター扱いで、その他だと、ブリジット・バルドー、ジーン・セバーグ、アンナ・カリーナといったヌーベルバーグな女優さんたちが常連だった、という印象があります。方向性はそれぞれ全然違うけれど、どっちにしても全員とんでもないスタイルの持ち主であることには変わりがなく、参考にしようったって無駄無駄無駄……、と、漫然とページをめくりつつ、こういう特集にはなぜか日本映画のスターはまず取り上げられないのだが、ここはぜひ岡田茉莉子さんの登場を切望したい、と、よく考えたものでした。

撮影所時代の日本映画界には、洋装の似合う女優さんはもちろん大勢いましたが、ゴージャスな高級服というのではなく、「リアル・クローズ」というのか、あくまでも自分に似合いそうな服を自分で選んで着ている感じの装いが抜群に素敵なのは、私見ではやはり岡田茉莉子さんです。出演作品のうちには、いわゆる「松竹ヌーベルバーグ」の代表作も含まれていますが、キュートであってもお嬢さんすぎず、シックであっても大人すぎず、尖った個性はあっても決して下品にはならない茉莉子さんの着こなしのセンスこそ、まごうかたなき「ヌーベルバーグ」といえましょう。しかも日舞のたしなみがあって和装の着こなしも完璧、和装でたばこを吸ったり、ダンスを踊ったり、全力疾走したりする大胆なしぐさが、これまたやたらに格好いい。というわけで、日本人としては、「映画の着こなし」を参考にするならば、オードリー・ヘップバーンよりも、断然岡田茉莉子に学びたいところです。閑話休題。

さて、この全編書き下ろしによる堂々590ページに及ぶ自伝『女優 岡田茉莉子』の、次の一節を読む限り、かねてよりスクリーンの岡田茉莉子の衣装から受けていた、「あくまでも自分に似合いそうな服を自分で選んで着ている」印象は、どうやら正しかったようです。

……映画スターとしての私自身のイメージをつくるために、新たな衣装デザイナーが必要だと考え、雑誌「映画の友」の編集部を訪ねて、淀川長治さんや小森和子さんに相談した。そのとき同席していた若い編集者から、森英恵さんの名を教えられたのである。
〔中略〕お目にかかり、たがいに気心があったのだろうか。その後、私が映画スター時代に身につけた衣装は、すべて森英恵さんのデザインによるものだった。(146ページ)

「クラシック」と「ヌーベルバーグ」を兼ねそなえた、ということは、ある意味で最強ともいえる「岡田茉莉子」というスターは、たんに映画会社によって「作られた」ものではなく、当人の「自分自身をプロデュースし、演じること」への確固たる意志の結果であること。本書からまず伝わってくるのは、その意志の一貫した強さの印象です。
18歳で東宝に入社した後、成瀬巳喜男監督『舞姫』で大役を演じるという恵まれたデビューを果たし、順調にヒット作への出演を続けながらも、会社、プロデューサー、監督によって勝手に決められる「女優としてのイメージ」に反発し、「岡田茉莉子を岡田茉莉子である私自身が演じるという、実現不可能な夢」を追い求めて、24歳の若さで東宝専属からフリーになった岡田茉莉子は、その後籍を置くようになった松竹大船で、公私にわたる生涯の伴侶となる吉田喜重監督と出逢います。

岡田茉莉子主演/吉田喜重監督の第一作である『秋津温泉』は、岡田自身が企画・プロデュースし、デビュー間もない若手の吉田喜重を監督として起用することで製作された作品でした。そればかりか、衣装も岡田が担当し、色味を抑えた印象的な画調もやはり岡田の希望によるものだったことが、本書には記されています。つまり、「監督が女優を見出し、スターとして作り上げる」という通常のパターンとは異なり、当初からそれぞれにクリエイターとしての主体性を保ちつつ、対等に製作にかかわるパートナーシップを築くことができたゆえに、「私自身のすべて、映画女優としての岡田茉莉子のすべてが、この映画のなかにある」(228)といえるだけの代表作が成立したといえるでしょう。

『秋津温泉』の企画から完成に至るまでのエピソードが綴られた第9章以降、吉田喜重監督が、本書のもうひとりの「主人公」として存在感を増してゆきます。「松竹ヌーベルバーグ」の旗手と呼ばれつつ、あくまでも商業主義をベースとする撮影所の製作体制への順応を潔しとせず、1966年以降は独立プロダクションによる実験的な映画製作を志向し、多くの挫折と困難、一時は岡田に向かって「剃刀、ナイフ、包丁、鋏といった危険なものを、私の目に届かないところに隠してほしい」と頼んだほどの精神的危機を乗り越え、2000年代に至っては広く国際的に認知されるアーティストとしての地位を獲得する、吉田喜重の「サヴァイヴァル&サクセス・ストーリー」としての側面が、本書の終章に向けて徐々に強まってゆきます。

そして、本書の第三の「主人公」というべき存在が、岡田茉莉子の実父である無声映画期の大スター・岡田時彦です。自分が1歳になったばかりのころ、30歳の若さで夭折した父の顔も名前も知らされぬまま、元宝塚少女歌劇のスターだった母と叔母の手によって育てられた岡田茉莉子は、やがて、偶然に見た溝口健二監督の無声映画『滝の白糸』の主演男優こそが実父であったことを告げられます。そして、父を映画の世界に誘った谷崎潤一郎から芸名をもらって映画界入りし、無声映画時代の父の代表作の数々を撮った小津安二郎監督作品に出演した際に、小津の口から生前の父の思い出を語り聞かされ、失われていた父・岡田時彦のイメージを見出し、再構築してゆく過程が、全編を通じてのもう一つの軸となっています。

父の葬儀の際に紛失したまま長らく行方の知れなかった谷崎潤一郎による弔辞(「黙祷シテ君ガ遺骸ヲ拝スルニ、合掌セル繊手、瞑目セル温顔、白キコト蝋ノ如ク、玲瓏澄徹シテ清香ヲ放ツニ似タリ。君ハ幻戯ノ名優ニシテ而も世ヲ去ルノ蚤(はや)キコト幻戯ノ如ク……」)の発見。父の声を録音したレコードの復元と再生。そして、かつて母によって白い和紙で覆い隠されて写真立てに入れられていた素顔の父の写真の発見。この3つの「発見」を介して、さらに鮮明に浮かび上がってくる亡き岡田時彦のイメージの、はかなく透きとおった美しさには、胸を衝かれるものがあり、また、映画が「死者との出逢い」を可能たらしめるメディアであることに、改めて思いを馳せもします。

パートナーの吉田喜重と、亡父岡田時彦。このふたりとの関わり、ふたりへの想いの記述から、「ヌーベルバーグ」でありながらも「クラシック」でもある岡田茉莉子というスターのたぐいまれな個性がさらに際立つとともに、無声映画期から撮影所の全盛期~崩壊期を経て現在に至る日本映画史の流れが凝縮されている感があり、読後感は重厚です。

本書を綴る茉莉子さんは、どちらかというと硬派な芸術志向を貫いているようですが、たとえば渋谷実監督『バナナ』で、唐突に「シャンソン歌手になる!」宣言をして恋人の津川雅彦を振り回したあげく、ついには自前のリサイタルを開いて、ギターを抱えて「ア~ア~♪ 青ブクのバナナ~♪」と歌う、「かわいいジャイアン」という風情の、マンガチックなコメディエンヌぶりなども非常に魅力的です。本書を見ると、「笑いを誘うことはあっても、どこか真実味に欠けていた」という『バナナ』評をはじめ、コメディとアイドル映画については、総じてわりと冷淡に突き放した記述が続きますが、無意味にキラキラとキュートでポップなアイドルとしての岡田茉莉子も、やはり他をもって替えがたい存在だったことは確かです。


昨年刊行された、こちらも日本を代表する女優・淡島千景が自らの半生を語る『淡島千景―女優というプリズム』の書評も収めていますので、ぜひお楽しみください。
『淡島千景―女優というプリズム』 レビュワー/北條一浩 書評を読む

おすすめ本書評・紹介書籍

女優 岡田茉莉子
岡田茉莉子
文藝春秋伝記] 国内
2009.10  版型:B6
価格:3,000円(税込)
>>詳細を見る

岡田茉莉子初の企画・プロデュース・主演作、また吉田喜重監督の記念すべき第一作

秋津温泉
岡田茉莉子
松竹ホームビデオ [映画/ドラマ]
2006.02  DVD 収録時間:113分
価格:3,990円(税込)
>>詳細を見る

新着情報

2013/08/16[新着書評]
『きことわ』朝吹真理子
評者:千三屋

2013/08/15[新着書評]
『テルマエ・ロマエⅥ』ヤマザキマリ/「1~3巻は大傑作、4~6巻は残念な出来」
評者:新藤純子

2013/06/19[新着書評]
『高円寺 古本酒場ものがたり』狩野俊
評者:千三屋

2013/06/18[新着書評]
連載「週末、たまにはビジネス書を」第11回
『くまモンの秘密 地方公務員集団が起こしたサプライズ』熊本県庁チームくまモン

評者:蔓葉信博

2013/05/12[新着書評]
『フィフティ・シェイズ・ダーカー(上・下)』ELジェイムズ
評者:日向郁

2013/04/04[新着書評]
『クラウド・アトラス』デイヴィッド・ミッチェル
評者:千三屋

2013/03/15[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第10回 『投資家が「お金」よりも大切にしていること』藤野英人
評者:蔓葉信博

2013/02/18[新着書評]
『はぶらし』近藤史恵
評者:日向郁

2013/01/31[新着書評]
『知的唯仏論』宮崎哲弥・呉智英
評者:千三屋

2012/01/30[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第9回 『思考の「型」を身につけよう』飯田泰之
評者:蔓葉信博

2013/01/25[新着書評]
『醤油鯛』沢田佳久
評者:杉江松恋

2013/01/18[新着書評]
『秋田寛のグラフィックデザイン』アキタ・デザイン・カン
評者:千三屋

2013/01/17[新着書評]
『空白を満たしなさい』平野啓一郎
評者:長坂陽子

2013/01/15[新着書評]
『箱根駅伝を歩く』泉麻人
評者:千三屋

2013/01/11[新着書評]
『世界が終わるわけではなく』ケイト・アトキンソン
評者:藤井勉

2012/12/21[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第8回 『ネンドノカンド 脱力デザイン論』佐藤オオキ
評者:蔓葉信博

2012/12/19[新着書評]
『デザインの本の本』秋田寛
評者:千三屋

2012/12/12[新着書評]
「さしたる不満もなく私は家に帰った」第2回「岸本佐知子『なんらかの事情』と近所の創作系ラーメン屋」
評者:杉江松恋

2012/11/28[新着書評]
『ニール・ヤング自伝I』ニール・ヤング
評者:藤井勉

2012/11/22[新着書評]
『日本人はなぜ「黒ブチ丸メガネ」なのか』友利昴
評者:新藤純子

2012/11/21[新着書評]
『私にふさわしいホテル』柚木麻子
評者:長坂陽子

2012/11/19[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第7回 『老舗を再生させた十三代がどうしても伝えたい 小さな会社の生きる道。』中川淳
評者:蔓葉信博

2012/11/15[新着書評]
『格差と序列の心理学 平等主義のパラドクス』池上知子
評者:新藤純子

2012/11/09[イベントレポ]
兼業古本屋のできるまで。とみさわさん、なにをやってんすか

2012/11/08[新着書評]
『機龍警察 暗黒市場』月村了衛
評者:大谷暁生

2012/11/02[新着書評]
『なしくずしの死』L-F・セリーヌ
評者:藤田祥平

2012/10/31[新着書評]
『エコー・メイカー』リチャード・パワーズ
評者:藤井勉

2012/10/30[新着書評]
『文体練習』レーモン・クノー
評者:藤田祥平

2012/10/25[新着書評]
『生きのびるための建築』石山修武
評者:千三屋

2012/10/24[新着書評]
『占領都市 TOKYO YEAR ZERO Ⅱ』デイヴィッド・ピース
評者:大谷暁生

2012/10/23[B.J.インタビュー]
「この翻訳家に聞きたい」第3回 藤井光さんに聞く「アメリカ文学の"音"って?」(後編)
インタビュアー:石井千湖

2012/10/22[B.J.インタビュー]
「この翻訳家に聞きたい」第3回 藤井光さんに聞く「アメリカ文学の"音"って?」(前編)
インタビュアー:石井千湖

2012/10/19[新着書評]
『最後の授業 ぼくの命があるうちに』ランディ・パウシュ、ジェフリー・ザスロー
評者:日向郁

2012/10/18[新着書評]
『イタリア人と日本人、どっちがバカ?』ファブリツィオ・グラッセッリ
評者:相川藍

2012/10/17[イベントレポ]
ミステリー酒場スペシャル ローレンス・ブロック酒場Part1

2012/10/16[イベントレポ]
ブックレビューLIVE:杉江VS米光のどっちが売れるか!?

2012/10/15[イベントレポ]
ミステリ酒場スペシャル ローレンス・ブロック酒場三連発 PART2~泥棒バーニー、殺し屋ケラー編&ブロックおもてなし対策会議~

2012/10/15[新着書評]
『犬とハモニカ』江國香織
評者:長坂陽子

2012/10/10[新着書評]
『Papa told me cocohana ver.1 丘は花でいっぱい』榛野なな恵
評者:千三屋

2012/10/08[イベントレポ]
“その日”が来てからでは遅すぎる! あなたの知らないお葬式のすべて?ボッタクリの秘密から納得のエコ葬儀プランまで

2012/10/04[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第6回 『本気で売り上げを伸ばしたければ日経MJを読みなさい』竹内謙礼
評者:蔓葉信博

2012/10/03[新着書評]
『青い脂』ウラジーミル・ソローキン
評者:藤井勉

2012/10/02[イベントレポ]
松本尚久さん、落語の楽しみ方を教えてください!

2012/10/01[新着書評]
『ヴァンパイア』岩井俊二
評者:長坂陽子

2012/09/27[新着書評]
『A Life of William Inge: The Strains of Triumph』ラルフ・F・ヴォス
評者:新藤純子

2012/09/25[新着書評]
『鬼談百景』小野不由美
評者:挟名紅治

2012/09/24[新着書評]
『ここは退屈迎えに来て』山内マリコ
評者:長坂陽子

2012/09/20[新着書評]
『銀の匙』中勘助
評者:藤田祥平

2012/09/18[新着書評]
『最初の人間』アルベール・カミュ
評者:新藤純子

2012/09/14[新着書評]
『その日東京駅五時二十五分発』西川美和
評者:相川藍

2012/09/13[新着書評]
『無分別』オラシオ・カステジャーノス・モヤ
評者:藤井勉

2012/09/12[新着書評]
『鷲たちの盟約』(上下)アラン・グレン
評者:大谷暁生

2012/09/11[新着書評]
『ラブ・イズ・ア・ミックステープ』ロブ・シェフィールド
評者:日向郁

2012/09/10[新着書評]
『嵐のピクニック』本谷有希子
評者:長坂陽子

2012/09/07[新着書評]
『本当の経済の話をしよう』若田部昌澄、栗原裕一郎
評者:藤井勉

2012/09/06[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第5回 『戦略人事のビジョン』八木洋介・金井壽宏
評者:蔓葉信博

2012/09/05[新着書評]
『ひらいて』綿矢りさ
評者:長坂陽子

2012/09/04[新着書評]
『失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選』フリードリヒ・デュレンマット
評者:藤井勉

2012/09/03[新着書評]
『かくも水深き不在』竹本健治
評者:蔓葉信博

2012/09/01[新着書評]
『残穢』小野不由美
評者:挟名紅治

2012/08/31[新着書評]
『わたしが眠りにつく前に』SJ・ワトソン
評者:長坂陽子

2012/08/28[新着書評]
『芸術実行犯』Chim↑Pom(チン↑ポム)
評者:相川藍

2012/08/27[新着書評]
『ぼくは勉強ができない』山田詠美
評者:姉崎あきか

2012/08/16[新着書評]
『オカルト 現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ』森達也
評者:長坂陽子

2012/08/10[新着書評]
『セックスなんか興味ない』きづきあきら サトウナンキ
評者:大谷暁生

2012/08/08[新着書評]
『深い疵』ネレ・ノイハウス
評者:挟名紅治

2012/08/07[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第4回 小林直樹『ソーシャルリスク』
評者:蔓葉信博

2012/08/03[新着書評]
『はまむぎ』レーモン・クノー
評者:藤井勉

2012/08/02[新着書評]
『清須会議』三谷幸喜
評者:千三屋

2012/07/31[新着書評]
『岡崎京子の仕事集』岡崎京子(著)増渕俊之(編)
評者:相川藍

2012/07/30[新着書評]
『月と雷』角田光代
評者:長坂陽子

2012/07/28[新着書評]
『ことばの食卓』武田百合子
評者:杉江松恋
2012/07/18[新着書評]
『図説 死因百科』マイケル・ラルゴ
評者:大谷暁生

2012/07/13[新着書評]
『最果てアーケード』
小川洋子
評者:長坂陽子

2012/07/12[新着書評]
『なぜ戒名を自分でつけてもいいのか』橋爪大三郎
評者:千三屋

2012/07/05[新着書評]
『少年は残酷な弓を射る』(上・下)
ライオネル・シュライヴァー
評者:長坂陽子

2012/07/04[新着書評]
『未解決事件 グリコ・森永事件~捜査員300人の証言』NHKスペシャル取材班
評者:挟名紅治

2012/07/02[新着書評]
『女が嘘をつくとき』リュドミラ・ウリツカヤ
評者:藤井勉

2012/06/29[新着書評]
連載 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第3回 三浦展『第四の消費』
蔓葉信博

2012/06/27[新着書評]
『シフォン・リボン・シフォン』近藤史恵
評者:相川藍

2012/06/26[新着書評]
『湿地』アーナルデュル・インドリダソン
大谷暁生

2012/06/22[新着書評]
『話虫干』小路幸也
長坂陽子

2012/06/20[新着書評]
『彼女の存在、その破片』野中柊
長坂陽子

2012/06/15[新着書評]
『新人警官の掟』フェイ・ケラーマン
日向郁

2012/06/14[新着書評]
『俳優と超人形』ゴードン・クレイグ
千三屋

2012/06/13[新着書評]
『毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記』北原みのり
長坂陽子

2012/06/12[新着書評]
『WOMBS』白井弓子
大谷暁生

2012/06/11[新着書評]
『21世紀の世界文学30冊を読む』都甲幸治
藤井勉

2012/06/08[新着書評]
『愛について』白岩玄
評者:相川藍

2012/06/06[新着書評]
『柔らかな犀の角ー山崎努の読書日記』山崎努
挟名紅治

2012/06/04[新着書評]
『夜をぶっとばせ』井上荒野
長坂陽子

2012/06/01[新着書評]
「七夜物語』川上弘美
長坂陽子

2012/05/30[新着書評]
連載 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第2回 高畑哲平『Webマーケティング思考トレーニング』
蔓葉信博

2012/05/23[新着書評]
「ピントがボケる音 OUT OF FOCUS, OUT OF SOUND』安田兼一
藤井勉

2012/05/21[新着書評]
「飼い慣らすことのできない幻獣たち」
『幻獣辞典』ホルヘ・ルイス・ボルヘス
藤田祥平

2012/05/16[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第18回」
「その名は自己満足」
長坂陽子

2012/03/30[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第17回」
「そのプライドが邪魔をする」
長坂陽子

2012/02/28[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第16回」
「恋のリスクマネジメント」
長坂陽子

2012/02/15[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第15回」
「非華奢女子の生きる道」
長坂陽子

2012/02/02[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第14回」
「パターン破りの効用」
長坂陽子

2012/01/31[新着書評]
『最高に美しい住宅をつくる方法』彦根明
評者:相川藍

2012/01/20[新着書評]
『ペット・サウンズ』ジム・フジーリ
評者:藤井勉

2012/01/17[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第13回」
胸だけ見ててもモテ期はこない
長坂陽子

2012/01/11[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第12回」
「恋で美しくなる」は本当か
長坂陽子

2012/01/10[新着書評]
「旧式のプライバシー」
『大阪の宿』水上滝太郎
藤田祥平


Internet Explorerをご利用の場合はバージョン6以上でご覧ください。
お知らせイベントBook Japanについてプライバシーポリシーお問い合わせ
copyright © bookjapan.jp All Rights Reserved.