書評の楽しみを考える Book Japan

 
 
 
トップページ > 北條一浩  > 『鈴を産むひばり』光森裕樹
 #nbjpをつけて発言 このエントリーをはてなブックマークに追加
              

『鈴を産むひばり』光森裕樹

2010/12/16 掲載
光森裕樹
港の人詩歌 ] 国内
2010.08  版型:B6 ISBN:4896292243
レビュワー/北條一浩  
   

「世界はサイレントで待っている。」

 もう1ヶ月以上、ずっと鞄に入れて持ち歩いている。みずいろ、と正しくひらがなで表記したい、その音の連なりの感覚を久しぶりに思い出すような気持ちで、「いいなあ」としょっちゅう触ってしまう。それほど果敢な装幀だと思うのだ。そして印刷に疎い自分でもハッキリわかる、活版印刷の確かさ。端正で眼にやさしい本文組みの美しさ。カバーなし、帯なしの潔さ。
 この本を手に取ったのは、オープン間もないジュンク堂書店吉祥寺店でのこと。その時はある方と一緒だったのだが、まあたらしい書店の棚というのはやはりおもしろくて、「こっちが外国文学か」「わ、けっこう詩集ありますね」「児童書も見ましょう」などと言い合いながらフロアじゅうを旅して、やがてこのみずいろに捕獲されたのである。

鈴を産むひばりが逃げたとねえさんが云ふでもこれでいいよねと云ふ

 収録された全314首の、冒頭の歌だ。あ。言い忘れたがこれは歌集です。歌集の書評など生まれて初めてのことで、自分としてはほぼ暴挙と呼ぶに近い感じだが、この際、キヨミズからジャンプ! 鳴るものなら自分の鈴を鳴らしてみたい、という誘惑に抗いがたく、さて始めてみよう。

 卵ではなく鈴を産むひばり。あるいは、鈴としての卵を産むひばり、だろうか。可憐な形状、可憐な音を響かせるコロンとした円いモノがこの世に産み出される。しかし産んだひばりはといえば、「逃げ」てしまったらしい。ところが「ねえさん」は「これでいいよね」なのだという。

 「それでいい」ではなく「これでいい」であることに注意したい。「それ」と言えばそこにはいくらか距離があり、客観性もあり、その世界には友人や両親もいるのだろうが、「これ」が指し示す生活には「ねえさん」と自分しかいない気がする。鈴を産むひばりは逃げてしまった。でも、これでいいのだ。ん? どこかで聞いたことあるな、このフレーズ。そうだ。「これでいいのだ」といえばバカボンのパパである。生活のすべての迷いや逡巡、価値の相対主義といった袋小路に陥りそうな時に現れるパパは、あらゆる状況を全肯定し、「これでいいのだ!」と、何の解決にもならない力強い断言で、脆弱なわれわれを再び世に送り出していたではないか。

 だから歌集『鈴を産むひばり』は、ひばりが逃げたあとの世界を歌っている、サイレントで歌っているのだと、そう解釈することが可能なのではないかと思う。しかし、ひばりが鈴を産むという、ささやかだが決定的な奇跡が呼び起こした世界の記憶は、あまりに生々しい。本の冒頭でひばりが逃げてしまった以上、もはやあたらしい鈴は手に入らないが、しかし産み落としていった鈴が、少なくとも一個は手許に残されているだろう。
広大なこの世界に置かれた鈴の小ささ、その音の小ささ、小さいがハッとするような確かさが、たぶん、聴覚よりも圧倒的に視覚優位に見えるこの歌集の手綱を握っている。

 『鈴を産むひばり』は、さまざまなフォルムを世界の中にそっと置くが、例えば球状のもの、カーブを描いたものをいくつもそこに見ることができる。

ポケットに電球を入れ街にゆく寸分違わぬものを買ふため

野におけば掛かる兎もあるだらう手帳のリングを開いては閉づ

どのやうに挿(い)れるフォークもこぼすだらうベリータルトにベリーはあふれ

わらふからそんなに君がわらふからためいきがまた飴玉になる

うるほへる瞳のごとき珈琲で事足る日々をただひとりゐる

 なんの変哲もない日々の、ごくありふれたモノやコト。電球は時々は替えねばならぬだろうし、手帳ならしょちゅう開いたり閉じたり、ましてリング付のそれなら、「パチン」という音を楽しむためにも何度も触るだろう。恋人ならためいきも甘く、溢れるばかりのベリーを乗せたタルトを出す店では、そう、蛍光灯の白い光をその中に沈ませ、表面がやわらかくカーブして見える珈琲をカップで出すだろう。

 そんなどこにでもある事象が、歌の力によって、世界の無関心の海の中からからスッと掬い出される。まるで上手に操作できた「UFOキャッチャー」みたいに。
きっと裸のままで入れられ、ポケットにいくらか不自然な出っぱりをつくっているだろう電球が、街中で見知らぬ人々とすれ違う、その時の危うさ。油断をすれば指を挟むかもしれない手帳のリングから、想像力が野に置かれた仕掛けにまで類推の旅に出る、その痛み。

 例えば、光、に対する、歌人のセンサーの確かさを知ることも可能だ。

ゑのころを照らす停留所にいつか乗ることのないバスが来てゐる

にしびさす書架の森よりあらはれて椅子のかたちに人は座れる

自転車の灯りをとほく見てをればあかり弱まる場所はさかみち

暗闇に鹿の子の鼻に触るるごとあなたの噂に耳は湿りぬ

 どうだろう、これまでちょうど十首を引いてみたが、「電球」の歌がやや異なる領域にあるやもしれぬ他は、いずれも注意深く音が退けられてはいないだろうか。いや、音がカットされているというよりは、ちょうど大型のカメラを三脚で固定し、ピントを絞って画面の隅から隅までをすべて等価値で撮ろうという、あのウィリアム・エグルストンらの「ニューカラー」の手法の比喩に訴えたほうがいいかもしれない。ただし、これらの歌の光景が「ニューカラー」的な映像だということではなく、音、それも「サイレント」という名前の音が、隅々にまで張り詰めているという意味で解釈したいのだ。

 サイレント。ひばりはいないが、(おそらく)鈴が残されているだろうこの生活世界を貫く基調はそれだと、一読者として画定してみたい。鈴、とはいわばひばりの思い出であり、同時に小さく清らかに鳴ってみせる現在でもある。歌集『鈴を産むひばり』の世界は、鈴が鳴る瞬間を聴き分けようと、サイレントで待っている。歌集の中に封じ込められた住人たちは、誰かと会話を交わす時はごくつつましやかに、そして概ね独りでこの世の中に視線を送っている。姿勢が特にこわばったり、緊張するようなことはないが、それでもどこか、待機の姿勢を感じさせるのだ。むろん、鈴が鳴る瞬間、のためにである。

 そしてその鈴は、この本の中の住人が聴くのではなく(だって彼らは実在しないのだから)、おそらく歌人と読者のあいだで鳴るか鳴らないか、そこに賭けられているのだと思う。読者の耳に鈴が届くために、その世界にはあまねくサイレントが浸潤している。

 その「証拠」(?)と呼べるかもしれない、これまた小さな装置を歌集の中に見つけた。それは3回登場し、歌集の住人たちがサイレントを壊すことを防いでいる。

反戦デモ追ひ越したのち加速する市バスにてまたはめるイヤフォン

イヤフォンのコードに手繰るiPod nano わかさぎを釣る要領で

茶房にもあらぬ失せ物イヤフォンのコードの上にマフラーを巻く

 ここまで触れてこなかったが、一見してわかるように、『鈴を産むひばり』ではすべて旧仮名遣いが採用されている。どのようにありふれた日常に取材しようとも、作品とは日常の延長にあるものではなく、まったく別個の構築物であることを、それは雄弁に語っているだろう。

 歌集の「あとがき」には、聴覚としての鈴ではなく、著者が幼い頃に目撃した、ある鮮烈なヴィジュアルの思い出が綴られている。そしてそれを描写することこそが自分にとって短歌を詠むということなのだと、直裁に書かれもする。

 それは実際、このみずいろの贈りものを自ら手にとって、確かめていただきたい。できれば、生まれてから一度も歌集など買ったことがないという人にも試してほしい。

 歌うひばりが逃げてしまったあと、人がどんなふうに歌うかがわかるはずだ。


 #nbjpをつけて発言 このエントリーをはてなブックマークに追加


 

    
    

書評書籍

         
        
(画像はAmazonへのリンク)
『鈴を産むひばり』
光森裕樹
港の人詩歌 ] 国内
2010.08  版型:B6 ISBN:4896292243
価格: 2,310円 (税込)

第54回角川短歌賞を受賞した、ゼロ年代を代表する新鋭歌人の第一歌集。現代社会の何気ない風景を、リアリティある言葉で歌う。 ひとりの少年が社会の生活になじんでいく様子がおおらかに活写されている、青春歌集の傑作。 


       
  
         

新着情報

2013/08/16[新着書評]
『きことわ』朝吹真理子
評者:千三屋

2013/08/15[新着書評]
『テルマエ・ロマエⅥ』ヤマザキマリ/「1~3巻は大傑作、4~6巻は残念な出来」
評者:新藤純子

2013/06/19[新着書評]
『高円寺 古本酒場ものがたり』狩野俊
評者:千三屋

2013/06/18[新着書評]
連載「週末、たまにはビジネス書を」第11回
『くまモンの秘密 地方公務員集団が起こしたサプライズ』熊本県庁チームくまモン

評者:蔓葉信博

2013/05/12[新着書評]
『フィフティ・シェイズ・ダーカー(上・下)』ELジェイムズ
評者:日向郁

2013/04/04[新着書評]
『クラウド・アトラス』デイヴィッド・ミッチェル
評者:千三屋

2013/03/15[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第10回 『投資家が「お金」よりも大切にしていること』藤野英人
評者:蔓葉信博

2013/02/18[新着書評]
『はぶらし』近藤史恵
評者:日向郁

2013/01/31[新着書評]
『知的唯仏論』宮崎哲弥・呉智英
評者:千三屋

2012/01/30[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第9回 『思考の「型」を身につけよう』飯田泰之
評者:蔓葉信博

2013/01/25[新着書評]
『醤油鯛』沢田佳久
評者:杉江松恋

2013/01/18[新着書評]
『秋田寛のグラフィックデザイン』アキタ・デザイン・カン
評者:千三屋

2013/01/17[新着書評]
『空白を満たしなさい』平野啓一郎
評者:長坂陽子

2013/01/15[新着書評]
『箱根駅伝を歩く』泉麻人
評者:千三屋

2013/01/11[新着書評]
『世界が終わるわけではなく』ケイト・アトキンソン
評者:藤井勉

2012/12/21[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第8回 『ネンドノカンド 脱力デザイン論』佐藤オオキ
評者:蔓葉信博

2012/12/19[新着書評]
『デザインの本の本』秋田寛
評者:千三屋

2012/12/12[新着書評]
「さしたる不満もなく私は家に帰った」第2回「岸本佐知子『なんらかの事情』と近所の創作系ラーメン屋」
評者:杉江松恋

2012/11/28[新着書評]
『ニール・ヤング自伝I』ニール・ヤング
評者:藤井勉

2012/11/22[新着書評]
『日本人はなぜ「黒ブチ丸メガネ」なのか』友利昴
評者:新藤純子

2012/11/21[新着書評]
『私にふさわしいホテル』柚木麻子
評者:長坂陽子

2012/11/19[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第7回 『老舗を再生させた十三代がどうしても伝えたい 小さな会社の生きる道。』中川淳
評者:蔓葉信博

2012/11/15[新着書評]
『格差と序列の心理学 平等主義のパラドクス』池上知子
評者:新藤純子

2012/11/09[イベントレポ]
兼業古本屋のできるまで。とみさわさん、なにをやってんすか

2012/11/08[新着書評]
『機龍警察 暗黒市場』月村了衛
評者:大谷暁生

2012/11/02[新着書評]
『なしくずしの死』L-F・セリーヌ
評者:藤田祥平

2012/10/31[新着書評]
『エコー・メイカー』リチャード・パワーズ
評者:藤井勉

2012/10/30[新着書評]
『文体練習』レーモン・クノー
評者:藤田祥平

2012/10/25[新着書評]
『生きのびるための建築』石山修武
評者:千三屋

2012/10/24[新着書評]
『占領都市 TOKYO YEAR ZERO Ⅱ』デイヴィッド・ピース
評者:大谷暁生

2012/10/23[B.J.インタビュー]
「この翻訳家に聞きたい」第3回 藤井光さんに聞く「アメリカ文学の"音"って?」(後編)
インタビュアー:石井千湖

2012/10/22[B.J.インタビュー]
「この翻訳家に聞きたい」第3回 藤井光さんに聞く「アメリカ文学の"音"って?」(前編)
インタビュアー:石井千湖

2012/10/19[新着書評]
『最後の授業 ぼくの命があるうちに』ランディ・パウシュ、ジェフリー・ザスロー
評者:日向郁

2012/10/18[新着書評]
『イタリア人と日本人、どっちがバカ?』ファブリツィオ・グラッセッリ
評者:相川藍

2012/10/17[イベントレポ]
ミステリー酒場スペシャル ローレンス・ブロック酒場Part1

2012/10/16[イベントレポ]
ブックレビューLIVE:杉江VS米光のどっちが売れるか!?

2012/10/15[イベントレポ]
ミステリ酒場スペシャル ローレンス・ブロック酒場三連発 PART2~泥棒バーニー、殺し屋ケラー編&ブロックおもてなし対策会議~

2012/10/15[新着書評]
『犬とハモニカ』江國香織
評者:長坂陽子

2012/10/10[新着書評]
『Papa told me cocohana ver.1 丘は花でいっぱい』榛野なな恵
評者:千三屋

2012/10/08[イベントレポ]
“その日”が来てからでは遅すぎる! あなたの知らないお葬式のすべて?ボッタクリの秘密から納得のエコ葬儀プランまで

2012/10/04[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第6回 『本気で売り上げを伸ばしたければ日経MJを読みなさい』竹内謙礼
評者:蔓葉信博

2012/10/03[新着書評]
『青い脂』ウラジーミル・ソローキン
評者:藤井勉

2012/10/02[イベントレポ]
松本尚久さん、落語の楽しみ方を教えてください!

2012/10/01[新着書評]
『ヴァンパイア』岩井俊二
評者:長坂陽子

2012/09/27[新着書評]
『A Life of William Inge: The Strains of Triumph』ラルフ・F・ヴォス
評者:新藤純子

2012/09/25[新着書評]
『鬼談百景』小野不由美
評者:挟名紅治

2012/09/24[新着書評]
『ここは退屈迎えに来て』山内マリコ
評者:長坂陽子

2012/09/20[新着書評]
『銀の匙』中勘助
評者:藤田祥平

2012/09/18[新着書評]
『最初の人間』アルベール・カミュ
評者:新藤純子

2012/09/14[新着書評]
『その日東京駅五時二十五分発』西川美和
評者:相川藍

2012/09/13[新着書評]
『無分別』オラシオ・カステジャーノス・モヤ
評者:藤井勉

2012/09/12[新着書評]
『鷲たちの盟約』(上下)アラン・グレン
評者:大谷暁生

2012/09/11[新着書評]
『ラブ・イズ・ア・ミックステープ』ロブ・シェフィールド
評者:日向郁

2012/09/10[新着書評]
『嵐のピクニック』本谷有希子
評者:長坂陽子

2012/09/07[新着書評]
『本当の経済の話をしよう』若田部昌澄、栗原裕一郎
評者:藤井勉

2012/09/06[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第5回 『戦略人事のビジョン』八木洋介・金井壽宏
評者:蔓葉信博

2012/09/05[新着書評]
『ひらいて』綿矢りさ
評者:長坂陽子

2012/09/04[新着書評]
『失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選』フリードリヒ・デュレンマット
評者:藤井勉

2012/09/03[新着書評]
『かくも水深き不在』竹本健治
評者:蔓葉信博

2012/09/01[新着書評]
『残穢』小野不由美
評者:挟名紅治

2012/08/31[新着書評]
『わたしが眠りにつく前に』SJ・ワトソン
評者:長坂陽子

2012/08/28[新着書評]
『芸術実行犯』Chim↑Pom(チン↑ポム)
評者:相川藍

2012/08/27[新着書評]
『ぼくは勉強ができない』山田詠美
評者:姉崎あきか

2012/08/16[新着書評]
『オカルト 現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ』森達也
評者:長坂陽子

2012/08/10[新着書評]
『セックスなんか興味ない』きづきあきら サトウナンキ
評者:大谷暁生

2012/08/08[新着書評]
『深い疵』ネレ・ノイハウス
評者:挟名紅治

2012/08/07[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第4回 小林直樹『ソーシャルリスク』
評者:蔓葉信博

2012/08/03[新着書評]
『はまむぎ』レーモン・クノー
評者:藤井勉

2012/08/02[新着書評]
『清須会議』三谷幸喜
評者:千三屋

2012/07/31[新着書評]
『岡崎京子の仕事集』岡崎京子(著)増渕俊之(編)
評者:相川藍

2012/07/30[新着書評]
『月と雷』角田光代
評者:長坂陽子

2012/07/28[新着書評]
『ことばの食卓』武田百合子
評者:杉江松恋
2012/07/18[新着書評]
『図説 死因百科』マイケル・ラルゴ
評者:大谷暁生

2012/07/13[新着書評]
『最果てアーケード』
小川洋子
評者:長坂陽子

2012/07/12[新着書評]
『なぜ戒名を自分でつけてもいいのか』橋爪大三郎
評者:千三屋

2012/07/05[新着書評]
『少年は残酷な弓を射る』(上・下)
ライオネル・シュライヴァー
評者:長坂陽子

2012/07/04[新着書評]
『未解決事件 グリコ・森永事件~捜査員300人の証言』NHKスペシャル取材班
評者:挟名紅治

2012/07/02[新着書評]
『女が嘘をつくとき』リュドミラ・ウリツカヤ
評者:藤井勉

2012/06/29[新着書評]
連載 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第3回 三浦展『第四の消費』
蔓葉信博

2012/06/27[新着書評]
『シフォン・リボン・シフォン』近藤史恵
評者:相川藍

2012/06/26[新着書評]
『湿地』アーナルデュル・インドリダソン
大谷暁生

2012/06/22[新着書評]
『話虫干』小路幸也
長坂陽子

2012/06/20[新着書評]
『彼女の存在、その破片』野中柊
長坂陽子

2012/06/15[新着書評]
『新人警官の掟』フェイ・ケラーマン
日向郁

2012/06/14[新着書評]
『俳優と超人形』ゴードン・クレイグ
千三屋

2012/06/13[新着書評]
『毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記』北原みのり
長坂陽子

2012/06/12[新着書評]
『WOMBS』白井弓子
大谷暁生

2012/06/11[新着書評]
『21世紀の世界文学30冊を読む』都甲幸治
藤井勉

2012/06/08[新着書評]
『愛について』白岩玄
評者:相川藍

2012/06/06[新着書評]
『柔らかな犀の角ー山崎努の読書日記』山崎努
挟名紅治

2012/06/04[新着書評]
『夜をぶっとばせ』井上荒野
長坂陽子

2012/06/01[新着書評]
「七夜物語』川上弘美
長坂陽子

2012/05/30[新着書評]
連載 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第2回 高畑哲平『Webマーケティング思考トレーニング』
蔓葉信博

2012/05/23[新着書評]
「ピントがボケる音 OUT OF FOCUS, OUT OF SOUND』安田兼一
藤井勉

2012/05/21[新着書評]
「飼い慣らすことのできない幻獣たち」
『幻獣辞典』ホルヘ・ルイス・ボルヘス
藤田祥平

2012/05/16[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第18回」
「その名は自己満足」
長坂陽子

2012/03/30[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第17回」
「そのプライドが邪魔をする」
長坂陽子

2012/02/28[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第16回」
「恋のリスクマネジメント」
長坂陽子

2012/02/15[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第15回」
「非華奢女子の生きる道」
長坂陽子

2012/02/02[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第14回」
「パターン破りの効用」
長坂陽子

2012/01/31[新着書評]
『最高に美しい住宅をつくる方法』彦根明
評者:相川藍

2012/01/20[新着書評]
『ペット・サウンズ』ジム・フジーリ
評者:藤井勉

2012/01/17[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第13回」
胸だけ見ててもモテ期はこない
長坂陽子

2012/01/11[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第12回」
「恋で美しくなる」は本当か
長坂陽子

2012/01/10[新着書評]
「旧式のプライバシー」
『大阪の宿』水上滝太郎
藤田祥平


Internet Explorerをご利用の場合はバージョン6以上でご覧ください。
お知らせイベントBook Japanについてプライバシーポリシーお問い合わせ
copyright © bookjapan.jp All Rights Reserved.