書評の楽しみを考える Book Japan

 
 
 
トップページ > 杉江松恋  > 「ノンフィクションライター柳澤健を読む」
 #nbjpをつけて発言 このエントリーをはてなブックマークに追加

「ノンフィクションライター柳澤健を読む」


        






2011/08/25 掲載 レビュワー/杉江松恋    

  しばらく前からLive Wireと組んでトークイベントの企画をやっています。第1回のゲストはライターの豊崎由美氏でした。新刊『ニッポンの書評』(光文社新書)発刊記念ということで、氏が池袋コミュニティカレッジで続けておられる「書評の愉悦」を出前していただき、実際に観客の前で採点や添削をするという企画でした。第2回は論客として最近とみに注目を集めている荻上チキ氏。メディアやインターネットといった硬質の題材を扱い続けてきた氏が、今年になって突如発表したのが『セックスメディア30年史』(ちくま新書)です。なぜ荻上チキがセックスを? という素朴な疑問が、ぜひ話を聞いてみたいという願望につながり、まさかのゲスト出演が決定しました。その結果、セックス「メディア」の存在を通じて荻上チキが見ているものが明らかになり、かつ『30年史』の裏バージョンとして企図されている今後の仕事についてもお聞きすることができました。
 これら前2回の模様については、いずれも全編をユーストリームのアーカイブで視聴することができます。
 そして今回の第3回に登場いただくのは、ノンフィクション・ライターの柳澤健氏です。

 柳澤氏は2007年に『1976年のアントニオ猪木』を突如出版されて、スポーツファン、プロレスファンの心を奪いました。1976年にアントニオ猪木は、ボクシング界のスターであるモハメド・アリとの異種格闘技戦を行いました。それ以外にもアクラム・ペールワンなど世界有数の格闘技者と対戦があり、世間に対して新日本プロレスという団体が大いに浸透するきっかけを作りました。その反面、猪木アリ戦には不透明な部分が多く、「良識のある」人々からは猛烈な勢いで批判を浴びることにもなりました。プロレスというジャンルは、いまだそのときの後遺症から脱しているとはいえず、1976年のアントニオ猪木の影を引きずっています。前世紀末に総合格闘技ブームが到来して既存のプロレス団体に顔色なからしめたのも、1976年のアントニオ猪木が起こした波の結果だということができます。この作品は増補の上『完本 1976年のアントニオ猪木』と改題されて文春文庫に入りました。

 そして今年、柳澤氏は『1993年の女子プロレス』(双葉社)を上梓しました。これは「kamipro」(エンターブレイン。休刊)に掲載された女子プロレスラーへのインタビューを集めたものですが、より具体的にいえば「全日本女子プロレスという団体がいかに狂っていたか」を語った本だといえます。さらに言えば「その団体の中で育つと、プロレスラーという人種はどのように特殊化していくか」の記でもある。なにしろ全女は旅芸人一座の体質、「興行師」の胡散臭さを最後まで残した団体でした。年間250以上の試合数を平気でこなし、移動バスの中を生活の場とし(ペットの犬まで連れ込んでいる選手もいた)、前近代的な身分制度がまかりとおり、脱落したものは容赦なく捨てられるという異常な団体でした。松永四兄弟という経営者も異常ですが、選手も常人の域を超えていました。その狂熱ぶりを団体関係者であるレスラー、元レスラーたちに語ってもらったのがこの本です。おもしろいことに『1993年の女子プロレス』の中では、選手各人の言い分がことごとく食い違います。特に問題が属人的なものになるとますますそれが目立つ。そして、全員の話題の核といってもいい人物、1990年代の団体対抗戦の時代にその中心にいた北斗晶は、このインタビュー集に登場しません。「kamipro」連載に登場したレスラーの中で、唯一単行本への採録を断ってきたからです。そのために多義的解釈を許す状況がこの本の中では成立しています。まるで芥川龍之介『藪の中』のように。

 間もなく刊行される新刊『1985年のクラッシュ・ギャルズ』(文藝春秋)は『1993年の女子プロレス』の姉妹編といっていい作品です。『1993年』が列伝だとすれば、『1985年』はクラッシュ・ギャルズという王朝を編年体で記した本といえるでしょう。二人の少女が狂った団体の中で出会い、チームを結成し、栄光をつかんでいくという物語が、多くの人間の証言を元に綴られています。これはブームがいかに到来して、そして去っていくかについて言及した本でもあるのです。ブームはいつか終わる。その終わりの始まりがどこにあったのかを、柳澤健という書き手は冷厳な目でとらえ、書いています。二つの女子プロレス本を併読することにより、初めて見えてくる事実もあることでしょう。

 今回私が関心を持ったのは、「なぜ柳澤健にはこの本が書けて、他のプロレス本ライターには書くことができなかったのか」という一点です。それは柳澤健の個人的資質に還元できる問題なのか。それとも格闘技をめぐる状況のなせる業なのか。その答えをイベントを通じて追究したいと思っています。おそらくこの問いは、ライターにとって必要なこととは何かという大きな問いへと発展していくことでしょう。プロレスという業界に対してではなく、私を含めたライター全員にこの問いを捧げたいと思います。



 イベント開催日は明日。以下の要領でご来場ください。
 多数の方に来場していただけることを祈っております。

(申し込み窓口)
http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=33623854

[出演]  柳澤 健
[聞き手] 杉江松恋
[司会]  井田英登

[日時] 2011年8月26日(金) 開場・19:00 開始・19:30 (21:30~22:00終了予定)
[会場] One Beat(東京都新宿区 百人町1-19-2 ユニオンビル1F)(地図)JR総武線「大久保」北口徒歩3分
[料金] 1500円(当日券500円up)
(店内でのご飲食には別途料金がかかります。入場時に別途ワンドリンクをご購入いただきますのでご了承ください)
お支払いを確認でき次第、整理番号をメールでご連絡します。
お申し込み時に住所をご記入いただきますが、チケットの送付はいたしません。
当日会場受付にて、名前、電話番号、整理番号をお伝えいただければ入場できます。
※満席の場合は、立ち見をお願いいたします。
※お支払い後のキャンセルは一切受け付けませんのでご注意ください。
※銀行振り込み決済の締め切りはイベント前日午後3時、カード決済の締め切りは当日午前0時です。
[券種] お客さんも直接質問・発言し、意見をぶつけ合うのが「Live Wire」の特徴ですが、USTREAMで動画中継もしますので、 カメラに映りたくない方向けの「アノニマス・シート(顔出しNG席)」もご用意しています。
カメラに映る「ノーマル・シート」と料金は均一ですが、舞台から遠目の席になりますことをご了承ください。
[質問事前募集] 注文フォームの「備考」欄にご記入ください。イベント進行の参考にさせていただきます。

    
 #nbjpをつけて発言 このエントリーをはてなブックマークに追加
    

書評書籍

    
        
(画像はAmazonへのリンク)
『1993年の女子プロレス』
柳澤健
双葉社スポーツ] [ノンフィクション] 国内
2011.06  版型:単行本(ソフトカバー) ISBN:4575303267
価格:1,995円(税込)


かつてプロレス界には想像を絶する“危険な季節”が存在した―。世界最狂団体全日本女子プロレスの真実。死をも恐れぬ表現者たちの証言。
       
       
『完本 1976年のアントニオ猪木』 柳澤健
文藝春秋文春文庫スポーツ] [ノンフィクション] 国内
2009.03  版型:文庫 ISBN:4167753650
価格:800円(税込)
1970年を境に勢いを失った世界のプロレス。なぜ日本のプロレスだけが、その力を維持し続けたのか。その謎を解くべく、アメリカ、韓国、オランダ、パキスタンを現地取材。1976年の猪木という壮大なファンタジーの核心を抉る迫真のドキュメンタリー。単行本に大幅加筆し、猪木氏へのインタビューを含む完全版。
    
        
(画像はAmazonへのリンク)
『1985年のクラッシュ・ギャルズ』
柳澤 健
文藝春秋スポーツ] [ノンフィクション] 国内
2011.09  版型:単行本 ISBN:4163744908
価格:1,575円(税込)
日本中を興奮の坩堝にまきこんだ長与千種とライオネス飛鳥。そして彼女らに涙した全ての少女たち。あのときとそれから。真実の物語。
         

新着情報

2013/08/16[新着書評]
『きことわ』朝吹真理子
評者:千三屋

2013/08/15[新着書評]
『テルマエ・ロマエⅥ』ヤマザキマリ/「1~3巻は大傑作、4~6巻は残念な出来」
評者:新藤純子

2013/06/19[新着書評]
『高円寺 古本酒場ものがたり』狩野俊
評者:千三屋

2013/06/18[新着書評]
連載「週末、たまにはビジネス書を」第11回
『くまモンの秘密 地方公務員集団が起こしたサプライズ』熊本県庁チームくまモン

評者:蔓葉信博

2013/05/12[新着書評]
『フィフティ・シェイズ・ダーカー(上・下)』ELジェイムズ
評者:日向郁

2013/04/04[新着書評]
『クラウド・アトラス』デイヴィッド・ミッチェル
評者:千三屋

2013/03/15[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第10回 『投資家が「お金」よりも大切にしていること』藤野英人
評者:蔓葉信博

2013/02/18[新着書評]
『はぶらし』近藤史恵
評者:日向郁

2013/01/31[新着書評]
『知的唯仏論』宮崎哲弥・呉智英
評者:千三屋

2012/01/30[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第9回 『思考の「型」を身につけよう』飯田泰之
評者:蔓葉信博

2013/01/25[新着書評]
『醤油鯛』沢田佳久
評者:杉江松恋

2013/01/18[新着書評]
『秋田寛のグラフィックデザイン』アキタ・デザイン・カン
評者:千三屋

2013/01/17[新着書評]
『空白を満たしなさい』平野啓一郎
評者:長坂陽子

2013/01/15[新着書評]
『箱根駅伝を歩く』泉麻人
評者:千三屋

2013/01/11[新着書評]
『世界が終わるわけではなく』ケイト・アトキンソン
評者:藤井勉

2012/12/21[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第8回 『ネンドノカンド 脱力デザイン論』佐藤オオキ
評者:蔓葉信博

2012/12/19[新着書評]
『デザインの本の本』秋田寛
評者:千三屋

2012/12/12[新着書評]
「さしたる不満もなく私は家に帰った」第2回「岸本佐知子『なんらかの事情』と近所の創作系ラーメン屋」
評者:杉江松恋

2012/11/28[新着書評]
『ニール・ヤング自伝I』ニール・ヤング
評者:藤井勉

2012/11/22[新着書評]
『日本人はなぜ「黒ブチ丸メガネ」なのか』友利昴
評者:新藤純子

2012/11/21[新着書評]
『私にふさわしいホテル』柚木麻子
評者:長坂陽子

2012/11/19[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第7回 『老舗を再生させた十三代がどうしても伝えたい 小さな会社の生きる道。』中川淳
評者:蔓葉信博

2012/11/15[新着書評]
『格差と序列の心理学 平等主義のパラドクス』池上知子
評者:新藤純子

2012/11/09[イベントレポ]
兼業古本屋のできるまで。とみさわさん、なにをやってんすか

2012/11/08[新着書評]
『機龍警察 暗黒市場』月村了衛
評者:大谷暁生

2012/11/02[新着書評]
『なしくずしの死』L-F・セリーヌ
評者:藤田祥平

2012/10/31[新着書評]
『エコー・メイカー』リチャード・パワーズ
評者:藤井勉

2012/10/30[新着書評]
『文体練習』レーモン・クノー
評者:藤田祥平

2012/10/25[新着書評]
『生きのびるための建築』石山修武
評者:千三屋

2012/10/24[新着書評]
『占領都市 TOKYO YEAR ZERO Ⅱ』デイヴィッド・ピース
評者:大谷暁生

2012/10/23[B.J.インタビュー]
「この翻訳家に聞きたい」第3回 藤井光さんに聞く「アメリカ文学の"音"って?」(後編)
インタビュアー:石井千湖

2012/10/22[B.J.インタビュー]
「この翻訳家に聞きたい」第3回 藤井光さんに聞く「アメリカ文学の"音"って?」(前編)
インタビュアー:石井千湖

2012/10/19[新着書評]
『最後の授業 ぼくの命があるうちに』ランディ・パウシュ、ジェフリー・ザスロー
評者:日向郁

2012/10/18[新着書評]
『イタリア人と日本人、どっちがバカ?』ファブリツィオ・グラッセッリ
評者:相川藍

2012/10/17[イベントレポ]
ミステリー酒場スペシャル ローレンス・ブロック酒場Part1

2012/10/16[イベントレポ]
ブックレビューLIVE:杉江VS米光のどっちが売れるか!?

2012/10/15[イベントレポ]
ミステリ酒場スペシャル ローレンス・ブロック酒場三連発 PART2~泥棒バーニー、殺し屋ケラー編&ブロックおもてなし対策会議~

2012/10/15[新着書評]
『犬とハモニカ』江國香織
評者:長坂陽子

2012/10/10[新着書評]
『Papa told me cocohana ver.1 丘は花でいっぱい』榛野なな恵
評者:千三屋

2012/10/08[イベントレポ]
“その日”が来てからでは遅すぎる! あなたの知らないお葬式のすべて?ボッタクリの秘密から納得のエコ葬儀プランまで

2012/10/04[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第6回 『本気で売り上げを伸ばしたければ日経MJを読みなさい』竹内謙礼
評者:蔓葉信博

2012/10/03[新着書評]
『青い脂』ウラジーミル・ソローキン
評者:藤井勉

2012/10/02[イベントレポ]
松本尚久さん、落語の楽しみ方を教えてください!

2012/10/01[新着書評]
『ヴァンパイア』岩井俊二
評者:長坂陽子

2012/09/27[新着書評]
『A Life of William Inge: The Strains of Triumph』ラルフ・F・ヴォス
評者:新藤純子

2012/09/25[新着書評]
『鬼談百景』小野不由美
評者:挟名紅治

2012/09/24[新着書評]
『ここは退屈迎えに来て』山内マリコ
評者:長坂陽子

2012/09/20[新着書評]
『銀の匙』中勘助
評者:藤田祥平

2012/09/18[新着書評]
『最初の人間』アルベール・カミュ
評者:新藤純子

2012/09/14[新着書評]
『その日東京駅五時二十五分発』西川美和
評者:相川藍

2012/09/13[新着書評]
『無分別』オラシオ・カステジャーノス・モヤ
評者:藤井勉

2012/09/12[新着書評]
『鷲たちの盟約』(上下)アラン・グレン
評者:大谷暁生

2012/09/11[新着書評]
『ラブ・イズ・ア・ミックステープ』ロブ・シェフィールド
評者:日向郁

2012/09/10[新着書評]
『嵐のピクニック』本谷有希子
評者:長坂陽子

2012/09/07[新着書評]
『本当の経済の話をしよう』若田部昌澄、栗原裕一郎
評者:藤井勉

2012/09/06[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第5回 『戦略人事のビジョン』八木洋介・金井壽宏
評者:蔓葉信博

2012/09/05[新着書評]
『ひらいて』綿矢りさ
評者:長坂陽子

2012/09/04[新着書評]
『失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選』フリードリヒ・デュレンマット
評者:藤井勉

2012/09/03[新着書評]
『かくも水深き不在』竹本健治
評者:蔓葉信博

2012/09/01[新着書評]
『残穢』小野不由美
評者:挟名紅治

2012/08/31[新着書評]
『わたしが眠りにつく前に』SJ・ワトソン
評者:長坂陽子

2012/08/28[新着書評]
『芸術実行犯』Chim↑Pom(チン↑ポム)
評者:相川藍

2012/08/27[新着書評]
『ぼくは勉強ができない』山田詠美
評者:姉崎あきか

2012/08/16[新着書評]
『オカルト 現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ』森達也
評者:長坂陽子

2012/08/10[新着書評]
『セックスなんか興味ない』きづきあきら サトウナンキ
評者:大谷暁生

2012/08/08[新着書評]
『深い疵』ネレ・ノイハウス
評者:挟名紅治

2012/08/07[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第4回 小林直樹『ソーシャルリスク』
評者:蔓葉信博

2012/08/03[新着書評]
『はまむぎ』レーモン・クノー
評者:藤井勉

2012/08/02[新着書評]
『清須会議』三谷幸喜
評者:千三屋

2012/07/31[新着書評]
『岡崎京子の仕事集』岡崎京子(著)増渕俊之(編)
評者:相川藍

2012/07/30[新着書評]
『月と雷』角田光代
評者:長坂陽子

2012/07/28[新着書評]
『ことばの食卓』武田百合子
評者:杉江松恋
2012/07/18[新着書評]
『図説 死因百科』マイケル・ラルゴ
評者:大谷暁生

2012/07/13[新着書評]
『最果てアーケード』
小川洋子
評者:長坂陽子

2012/07/12[新着書評]
『なぜ戒名を自分でつけてもいいのか』橋爪大三郎
評者:千三屋

2012/07/05[新着書評]
『少年は残酷な弓を射る』(上・下)
ライオネル・シュライヴァー
評者:長坂陽子

2012/07/04[新着書評]
『未解決事件 グリコ・森永事件~捜査員300人の証言』NHKスペシャル取材班
評者:挟名紅治

2012/07/02[新着書評]
『女が嘘をつくとき』リュドミラ・ウリツカヤ
評者:藤井勉

2012/06/29[新着書評]
連載 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第3回 三浦展『第四の消費』
蔓葉信博

2012/06/27[新着書評]
『シフォン・リボン・シフォン』近藤史恵
評者:相川藍

2012/06/26[新着書評]
『湿地』アーナルデュル・インドリダソン
大谷暁生

2012/06/22[新着書評]
『話虫干』小路幸也
長坂陽子

2012/06/20[新着書評]
『彼女の存在、その破片』野中柊
長坂陽子

2012/06/15[新着書評]
『新人警官の掟』フェイ・ケラーマン
日向郁

2012/06/14[新着書評]
『俳優と超人形』ゴードン・クレイグ
千三屋

2012/06/13[新着書評]
『毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記』北原みのり
長坂陽子

2012/06/12[新着書評]
『WOMBS』白井弓子
大谷暁生

2012/06/11[新着書評]
『21世紀の世界文学30冊を読む』都甲幸治
藤井勉

2012/06/08[新着書評]
『愛について』白岩玄
評者:相川藍

2012/06/06[新着書評]
『柔らかな犀の角ー山崎努の読書日記』山崎努
挟名紅治

2012/06/04[新着書評]
『夜をぶっとばせ』井上荒野
長坂陽子

2012/06/01[新着書評]
「七夜物語』川上弘美
長坂陽子

2012/05/30[新着書評]
連載 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第2回 高畑哲平『Webマーケティング思考トレーニング』
蔓葉信博

2012/05/23[新着書評]
「ピントがボケる音 OUT OF FOCUS, OUT OF SOUND』安田兼一
藤井勉

2012/05/21[新着書評]
「飼い慣らすことのできない幻獣たち」
『幻獣辞典』ホルヘ・ルイス・ボルヘス
藤田祥平

2012/05/16[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第18回」
「その名は自己満足」
長坂陽子

2012/03/30[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第17回」
「そのプライドが邪魔をする」
長坂陽子

2012/02/28[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第16回」
「恋のリスクマネジメント」
長坂陽子

2012/02/15[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第15回」
「非華奢女子の生きる道」
長坂陽子

2012/02/02[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第14回」
「パターン破りの効用」
長坂陽子

2012/01/31[新着書評]
『最高に美しい住宅をつくる方法』彦根明
評者:相川藍

2012/01/20[新着書評]
『ペット・サウンズ』ジム・フジーリ
評者:藤井勉

2012/01/17[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第13回」
胸だけ見ててもモテ期はこない
長坂陽子

2012/01/11[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第12回」
「恋で美しくなる」は本当か
長坂陽子

2012/01/10[新着書評]
「旧式のプライバシー」
『大阪の宿』水上滝太郎
藤田祥平


Internet Explorerをご利用の場合はバージョン6以上でご覧ください。
お知らせイベントBook Japanについてプライバシーポリシーお問い合わせ
copyright © bookjapan.jp All Rights Reserved.