書評の楽しみを考える Book Japan

 
 
 
トップページ > 連載企画 > Tuesday & Friday新刊チェック > グラーグ57

グラーグ57

あの『チャイルド44』の続篇
共産主義国家の暗黒面を容赦なく描くサスペンス・アクション

酒井貞道 Friday新刊チェック 2009/9/11
トム・ロブ・スミス田口俊樹
新潮社新潮文庫ミステリー] 海外
2009.09  版型:文庫
グラーグ57 上 
>>書籍情報のページへ
グラーグ57 下
>>書籍情報のページへ
レビュワー/酒井貞道

トム・ロブ・スミスといえば、昨年、翻訳ミステリ界の話題をさらった『チャイルド44』が記憶に新しい。
殺人事件などというものは資本主義の悪しき弊害であり、共産主義社会では起きるはずがない。よって連続殺人犯など我が国では存在しない……などという奇妙な公式見解がソ連にはあった。この影響もあり、ソ連当局は十数年にわたって、ある連続児童殺害犯を看過したことがある。それがアンドレイ・チカチーロだ。彼は、1970年代末から1990年にかけて、判明しているだけでも50名超を殺害した。

『チャイルド44』は、そのチカチーロ事件をモデルにした連続殺人が、スターリン治下の1950年代に起きるという話だった。時代を変えたのは、スターリン時代の方がソ連という国家の歪みをより先鋭化して提示できたからに違いない。当時のソ連は、世界史上有数の秘密警察国家であり、スパイと密告、そして粛清の雨あられだった。そんな時代に、当局の一捜査官――先述の公式見解を誰よりも遵守しなければならない立場だ――が、連続殺人事件の発生に気が付いてしまったとき、どのように対応するのか。『チャイルド44』はこれを、新人とは思えない貫禄ある筆致で、克明かつスリリングに描いていたのである。

『グラーグ57』は、そんなトム・ロブ・スミスの第2作目で、『チャイルド44』直接の続篇である。
物語は『チャイルド44』の3年後、1956年に始まる。この年は、フルシチョフによるスターリン批判がおこなわれた年である。当局者の中には、スターリン時代の投獄者が釈放されたり、既存の政策の間違いを国のトップ(ソ連指導者の場合は、共産圏のトップであったことにも留意)に認められてしまうと、立場が悪くなる者が出て来る。あるいは、一部の反体制派が勢いづく。かくて体制は動揺する可能性が出て来るのだ。そして現に、同年秋にはハンガリーで反ソ連蜂起・ハンガリー動乱が勃発する。
『グラーグ57』の背景にあるのは、このような社会情勢である。

主人公は『チャイルド44』と同じく、国家保安省捜査官のレオ・デミドフだ。前作で彼は、自分が過去に職務上殺害した人物の娘二人を、贖罪の意味で養女に迎え入れた。しかしこの養女が懐かない。特に姉の方のゾーヤは、両親を殺したレオを恨んでいるのだ。
このように家庭に危機を抱えつつ、レオはモスクワで仕事をしている。しかしスターリン批判の前後から、スターリン時代の捜査官や密告者が次々に殺されるという事件が発生。レオとその家族にも、魔手が伸びて来る。

レオは以前、捜査官という身分を偽って司祭ラーザリに接近し、彼を思想犯として逮捕したことがあった。この一件で切れてしまったラーザリの妻フラエラは、犯罪組織に身を寄せるようになり、現在はモスクワのギャング団で女ボスにまで上り詰めている。自分の生活を壊したレオを恨むフラエラは、養女ゾーヤを人質にとって、レオに対し、ラーザリを収容所から脱獄させろと要求する。脅迫に屈したレオは収容所に囚人として潜入するが、そこでは、自分たちの罪状をでっち上げて投獄した捜査官や密告者に対する怒りが渦巻いていた。レオの正体は早速ばれてしまい(彼自身が逮捕した囚人もいるのだから当然である)、大ピンチに陥ってしまうのだ。

一方、誘拐されたゾーヤは、レオを恨む立場はフラエラと同じだし、彼女の部下の少年マリシュと心を通わせたこともあって、組織に協力するようになった。そして舞台は、ソ連に対する憤懣が高まっているハンガリーに移る。そう、フラエラはハンガリーで反ソ暴動を扇動しようとしていたのだ。

復讐にまつわるサスペンスとして始まった物語は、ゾーヤ誘拐以降、一気に冒険小説色を強める。当然劇性は強く、舞台も東はシベリア(収容所)から西はブタペストに及ぶ『グラーグ57』は前作に比べ、よりダイナミックでスケール豊かになったわけである。その一方で、シリアスな人間ドラマも楽しめる。
レオは以前、粛清に邁進していたが心を入れ替えて正義を追及するようになった。彼の妻ライーサは、そんな夫を愛するようになったが、養女の扱いについて夫に不信感や失望感を抱いてしまう。その養女ゾーヤは、レオを両親の敵と信じ、夜中にナイフを片手に彼の枕元に立つことすらある。女首領フラエラは、ソ連に対する復讐を決意して夜叉と化した。一方、元司祭ラザーリは、収容所の過酷な状況の中ですっかり性格が暗くなってしまった。

彼らの葛藤と相克も読みどころの一つだが、やはりソ連の暗部が一番印象に残る。全員の上に、当時の共産主義国家の暗黒面が情け容赦なく圧し掛かっているのだ。彼らの苦悩を通して、当時のソ連と東側諸国の歪みが、強烈に臭い立つのである。この他、ストーリーテリングも巧みで、一気に読み通すことができるなど、リーダビリティの面でも万全だ。

よって本書は傑作である……と言いたいところだが、無視できない欠点がある。
本書のプロットは専ら、<レオ=ライーサ=ゾーヤ>と、<ラーザリ=フラエラ>という二組の家族、そしてそれらに比べると重要度は低いが<ゾーヤ=マリシュ>の幼い恋人たちによって織り成される。それ以外の主要軸は存在しない。要するにストーリーが全て「極めて近しい」人間関係に拠って立つのだ。
一方、本書で扱われる問題は、スターリン批判やハンガリー動乱など、スケールの大きい国家的・国際的なものである。それを作者は、家族や恋人などの人間関係に落とし込んでしまった。

確かにこの手法は、ソ連という国の歴史について興味を持たない読み手――いきなり国家という大所高所から語られても、ソ連社会の負の側面を感得できない読者――には、感情移入が容易になる非常に効果的だ。しかし反面、全てが「主人公周辺の人間関係」という卑近なレベルに押し込められてしまい、テーマの真の大きさ、根深さ、重さが抜け落ちてしまうのではないか。
終盤のハンガリー動乱の段は、特に問題視したい。ソ連の犯罪者集団や少年少女がハンガリー動乱を扇動しこれにソ連人の主人公が立ち向かうという虚構は、実際のハンガリー国民に悲劇をもたらした史実の前には、娯楽臭があまりにも強過ぎる。真の当事者ハンガリー国民の頭越しに、『グラーグ57』の主要登場人物をここまで出しゃ張らせる必要があったのか、私には疑問だ。

というわけで、十二分にうまいし面白いことを認めつつ、星を一個減じて評価は☆☆☆☆としたい。

とてもおすすめ ☆☆☆☆☆
おすすめ ☆☆☆☆
まあまあ ☆☆☆
あまりおすすめできない ☆☆
これは困った

おすすめ本書評・紹介書籍

グラーグ57 上
トム・ロブ・スミス 田口俊樹
新潮社新潮文庫ミステリー] 海外
2009.09  版型:文庫
価格:700円(税込)
>>詳細を見る
グラーグ57 下
トム・ロブ・スミス 田口俊樹
新潮社新潮文庫ミステリー] 海外
2009.09  版型:文庫
価格:700円(税込)
>>詳細を見る

『グラーグ57』と同シリーズの第一作目『チャイルド44』

チャイルド44 上
トム・ロブ・スミス 田口俊樹
新潮社新潮文庫ミステリー] 海外
2008.09  版型:文庫
価格:740円(税込)
>>詳細を見る
チャイルド44 下
トム・ロブ・スミス 田口俊樹
新潮社新潮文庫ミステリー] 海外
2008.09  版型:文庫
価格:700円(税込)
>>詳細を見る

新着情報

2013/08/16[新着書評]
『きことわ』朝吹真理子
評者:千三屋

2013/08/15[新着書評]
『テルマエ・ロマエⅥ』ヤマザキマリ/「1~3巻は大傑作、4~6巻は残念な出来」
評者:新藤純子

2013/06/19[新着書評]
『高円寺 古本酒場ものがたり』狩野俊
評者:千三屋

2013/06/18[新着書評]
連載「週末、たまにはビジネス書を」第11回
『くまモンの秘密 地方公務員集団が起こしたサプライズ』熊本県庁チームくまモン

評者:蔓葉信博

2013/05/12[新着書評]
『フィフティ・シェイズ・ダーカー(上・下)』ELジェイムズ
評者:日向郁

2013/04/04[新着書評]
『クラウド・アトラス』デイヴィッド・ミッチェル
評者:千三屋

2013/03/15[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第10回 『投資家が「お金」よりも大切にしていること』藤野英人
評者:蔓葉信博

2013/02/18[新着書評]
『はぶらし』近藤史恵
評者:日向郁

2013/01/31[新着書評]
『知的唯仏論』宮崎哲弥・呉智英
評者:千三屋

2012/01/30[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第9回 『思考の「型」を身につけよう』飯田泰之
評者:蔓葉信博

2013/01/25[新着書評]
『醤油鯛』沢田佳久
評者:杉江松恋

2013/01/18[新着書評]
『秋田寛のグラフィックデザイン』アキタ・デザイン・カン
評者:千三屋

2013/01/17[新着書評]
『空白を満たしなさい』平野啓一郎
評者:長坂陽子

2013/01/15[新着書評]
『箱根駅伝を歩く』泉麻人
評者:千三屋

2013/01/11[新着書評]
『世界が終わるわけではなく』ケイト・アトキンソン
評者:藤井勉

2012/12/21[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第8回 『ネンドノカンド 脱力デザイン論』佐藤オオキ
評者:蔓葉信博

2012/12/19[新着書評]
『デザインの本の本』秋田寛
評者:千三屋

2012/12/12[新着書評]
「さしたる不満もなく私は家に帰った」第2回「岸本佐知子『なんらかの事情』と近所の創作系ラーメン屋」
評者:杉江松恋

2012/11/28[新着書評]
『ニール・ヤング自伝I』ニール・ヤング
評者:藤井勉

2012/11/22[新着書評]
『日本人はなぜ「黒ブチ丸メガネ」なのか』友利昴
評者:新藤純子

2012/11/21[新着書評]
『私にふさわしいホテル』柚木麻子
評者:長坂陽子

2012/11/19[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第7回 『老舗を再生させた十三代がどうしても伝えたい 小さな会社の生きる道。』中川淳
評者:蔓葉信博

2012/11/15[新着書評]
『格差と序列の心理学 平等主義のパラドクス』池上知子
評者:新藤純子

2012/11/09[イベントレポ]
兼業古本屋のできるまで。とみさわさん、なにをやってんすか

2012/11/08[新着書評]
『機龍警察 暗黒市場』月村了衛
評者:大谷暁生

2012/11/02[新着書評]
『なしくずしの死』L-F・セリーヌ
評者:藤田祥平

2012/10/31[新着書評]
『エコー・メイカー』リチャード・パワーズ
評者:藤井勉

2012/10/30[新着書評]
『文体練習』レーモン・クノー
評者:藤田祥平

2012/10/25[新着書評]
『生きのびるための建築』石山修武
評者:千三屋

2012/10/24[新着書評]
『占領都市 TOKYO YEAR ZERO Ⅱ』デイヴィッド・ピース
評者:大谷暁生

2012/10/23[B.J.インタビュー]
「この翻訳家に聞きたい」第3回 藤井光さんに聞く「アメリカ文学の"音"って?」(後編)
インタビュアー:石井千湖

2012/10/22[B.J.インタビュー]
「この翻訳家に聞きたい」第3回 藤井光さんに聞く「アメリカ文学の"音"って?」(前編)
インタビュアー:石井千湖

2012/10/19[新着書評]
『最後の授業 ぼくの命があるうちに』ランディ・パウシュ、ジェフリー・ザスロー
評者:日向郁

2012/10/18[新着書評]
『イタリア人と日本人、どっちがバカ?』ファブリツィオ・グラッセッリ
評者:相川藍

2012/10/17[イベントレポ]
ミステリー酒場スペシャル ローレンス・ブロック酒場Part1

2012/10/16[イベントレポ]
ブックレビューLIVE:杉江VS米光のどっちが売れるか!?

2012/10/15[イベントレポ]
ミステリ酒場スペシャル ローレンス・ブロック酒場三連発 PART2~泥棒バーニー、殺し屋ケラー編&ブロックおもてなし対策会議~

2012/10/15[新着書評]
『犬とハモニカ』江國香織
評者:長坂陽子

2012/10/10[新着書評]
『Papa told me cocohana ver.1 丘は花でいっぱい』榛野なな恵
評者:千三屋

2012/10/08[イベントレポ]
“その日”が来てからでは遅すぎる! あなたの知らないお葬式のすべて?ボッタクリの秘密から納得のエコ葬儀プランまで

2012/10/04[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第6回 『本気で売り上げを伸ばしたければ日経MJを読みなさい』竹内謙礼
評者:蔓葉信博

2012/10/03[新着書評]
『青い脂』ウラジーミル・ソローキン
評者:藤井勉

2012/10/02[イベントレポ]
松本尚久さん、落語の楽しみ方を教えてください!

2012/10/01[新着書評]
『ヴァンパイア』岩井俊二
評者:長坂陽子

2012/09/27[新着書評]
『A Life of William Inge: The Strains of Triumph』ラルフ・F・ヴォス
評者:新藤純子

2012/09/25[新着書評]
『鬼談百景』小野不由美
評者:挟名紅治

2012/09/24[新着書評]
『ここは退屈迎えに来て』山内マリコ
評者:長坂陽子

2012/09/20[新着書評]
『銀の匙』中勘助
評者:藤田祥平

2012/09/18[新着書評]
『最初の人間』アルベール・カミュ
評者:新藤純子

2012/09/14[新着書評]
『その日東京駅五時二十五分発』西川美和
評者:相川藍

2012/09/13[新着書評]
『無分別』オラシオ・カステジャーノス・モヤ
評者:藤井勉

2012/09/12[新着書評]
『鷲たちの盟約』(上下)アラン・グレン
評者:大谷暁生

2012/09/11[新着書評]
『ラブ・イズ・ア・ミックステープ』ロブ・シェフィールド
評者:日向郁

2012/09/10[新着書評]
『嵐のピクニック』本谷有希子
評者:長坂陽子

2012/09/07[新着書評]
『本当の経済の話をしよう』若田部昌澄、栗原裕一郎
評者:藤井勉

2012/09/06[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第5回 『戦略人事のビジョン』八木洋介・金井壽宏
評者:蔓葉信博

2012/09/05[新着書評]
『ひらいて』綿矢りさ
評者:長坂陽子

2012/09/04[新着書評]
『失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選』フリードリヒ・デュレンマット
評者:藤井勉

2012/09/03[新着書評]
『かくも水深き不在』竹本健治
評者:蔓葉信博

2012/09/01[新着書評]
『残穢』小野不由美
評者:挟名紅治

2012/08/31[新着書評]
『わたしが眠りにつく前に』SJ・ワトソン
評者:長坂陽子

2012/08/28[新着書評]
『芸術実行犯』Chim↑Pom(チン↑ポム)
評者:相川藍

2012/08/27[新着書評]
『ぼくは勉強ができない』山田詠美
評者:姉崎あきか

2012/08/16[新着書評]
『オカルト 現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ』森達也
評者:長坂陽子

2012/08/10[新着書評]
『セックスなんか興味ない』きづきあきら サトウナンキ
評者:大谷暁生

2012/08/08[新着書評]
『深い疵』ネレ・ノイハウス
評者:挟名紅治

2012/08/07[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第4回 小林直樹『ソーシャルリスク』
評者:蔓葉信博

2012/08/03[新着書評]
『はまむぎ』レーモン・クノー
評者:藤井勉

2012/08/02[新着書評]
『清須会議』三谷幸喜
評者:千三屋

2012/07/31[新着書評]
『岡崎京子の仕事集』岡崎京子(著)増渕俊之(編)
評者:相川藍

2012/07/30[新着書評]
『月と雷』角田光代
評者:長坂陽子

2012/07/28[新着書評]
『ことばの食卓』武田百合子
評者:杉江松恋
2012/07/18[新着書評]
『図説 死因百科』マイケル・ラルゴ
評者:大谷暁生

2012/07/13[新着書評]
『最果てアーケード』
小川洋子
評者:長坂陽子

2012/07/12[新着書評]
『なぜ戒名を自分でつけてもいいのか』橋爪大三郎
評者:千三屋

2012/07/05[新着書評]
『少年は残酷な弓を射る』(上・下)
ライオネル・シュライヴァー
評者:長坂陽子

2012/07/04[新着書評]
『未解決事件 グリコ・森永事件~捜査員300人の証言』NHKスペシャル取材班
評者:挟名紅治

2012/07/02[新着書評]
『女が嘘をつくとき』リュドミラ・ウリツカヤ
評者:藤井勉

2012/06/29[新着書評]
連載 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第3回 三浦展『第四の消費』
蔓葉信博

2012/06/27[新着書評]
『シフォン・リボン・シフォン』近藤史恵
評者:相川藍

2012/06/26[新着書評]
『湿地』アーナルデュル・インドリダソン
大谷暁生

2012/06/22[新着書評]
『話虫干』小路幸也
長坂陽子

2012/06/20[新着書評]
『彼女の存在、その破片』野中柊
長坂陽子

2012/06/15[新着書評]
『新人警官の掟』フェイ・ケラーマン
日向郁

2012/06/14[新着書評]
『俳優と超人形』ゴードン・クレイグ
千三屋

2012/06/13[新着書評]
『毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記』北原みのり
長坂陽子

2012/06/12[新着書評]
『WOMBS』白井弓子
大谷暁生

2012/06/11[新着書評]
『21世紀の世界文学30冊を読む』都甲幸治
藤井勉

2012/06/08[新着書評]
『愛について』白岩玄
評者:相川藍

2012/06/06[新着書評]
『柔らかな犀の角ー山崎努の読書日記』山崎努
挟名紅治

2012/06/04[新着書評]
『夜をぶっとばせ』井上荒野
長坂陽子

2012/06/01[新着書評]
「七夜物語』川上弘美
長坂陽子

2012/05/30[新着書評]
連載 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第2回 高畑哲平『Webマーケティング思考トレーニング』
蔓葉信博

2012/05/23[新着書評]
「ピントがボケる音 OUT OF FOCUS, OUT OF SOUND』安田兼一
藤井勉

2012/05/21[新着書評]
「飼い慣らすことのできない幻獣たち」
『幻獣辞典』ホルヘ・ルイス・ボルヘス
藤田祥平

2012/05/16[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第18回」
「その名は自己満足」
長坂陽子

2012/03/30[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第17回」
「そのプライドが邪魔をする」
長坂陽子

2012/02/28[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第16回」
「恋のリスクマネジメント」
長坂陽子

2012/02/15[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第15回」
「非華奢女子の生きる道」
長坂陽子

2012/02/02[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第14回」
「パターン破りの効用」
長坂陽子

2012/01/31[新着書評]
『最高に美しい住宅をつくる方法』彦根明
評者:相川藍

2012/01/20[新着書評]
『ペット・サウンズ』ジム・フジーリ
評者:藤井勉

2012/01/17[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第13回」
胸だけ見ててもモテ期はこない
長坂陽子

2012/01/11[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第12回」
「恋で美しくなる」は本当か
長坂陽子

2012/01/10[新着書評]
「旧式のプライバシー」
『大阪の宿』水上滝太郎
藤田祥平


Internet Explorerをご利用の場合はバージョン6以上でご覧ください。
お知らせイベントBook Japanについてプライバシーポリシーお問い合わせ
copyright © bookjapan.jp All Rights Reserved.