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『ビッチマグネット』舞城王太郎

青春小説、家族小説、そして“物語”をめぐる小説。

【内容】

浮気のあげく、自宅に帰ってこなくなった父。いつも沈みこんでいる母。香緒里・友徳姉弟は、そんな家庭で成長してゆく。やがて友徳と女の子をめぐる事件が起きて――。超大作『ディスコ探偵水曜日』を経て、舞城王太郎が到達した新境地=ネオ青春・家族小説。

●「新潮」2009年9月号に一挙掲載された長篇(290枚)をフレッシュなうちに、単行本化。

●青春小説、家族小説、そして“物語”をめぐる小説である本書の魅力は、ひと言で言い表せません。現代純文学の“仕組み”からことごとく逸脱してゆくストーリーを堪能してください。

●カバーイラストは、自身も舞城ファンである、いま大注目のアーティスト・北沢平祐氏の作品です。

『ビッチマグネット』
著 舞城王太郎 2009年11月27日発売
定価 1260円(税込) 四六判ソフトカバー 208頁 新潮社

【著】舞城王太郎(まいじょう・おうたろう)

1973年、福井県生れ。そのほかのプロフィールは公開されていない。2001年、『煙か土か食い物』で第 19回メフィスト賞を受賞しデビュー。03年、『阿修羅ガール』 で第16回三島由紀夫賞を受賞。昨年、超大作『ディスコ探偵水曜日』上下を発表し、読書界の話題をさらう。他に『熊の場所』『九十九十九』『みんな元気。』『スクールアタック・シンドローム』『SPEEDBOY!』『好き好き大好き超愛してる。』などがある。


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『ビッチマグネット』については、三浦天紗子さんによる書評も収めていますので、お楽しみください。>>書評を読む


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