書評の楽しみを考える Book Japan

 
 
 
トップページ > おすすめ本書評一覧 > ほかならぬ人へ

ほかならぬ人へ

豊かでクールで薄っぺらで悲しいが、
かけがえのない物語

白石一文
祥伝社小説] 国内
2009.11  版型:B6
>>書籍情報のページへ
レビュワー/相川藍

山本賞を受賞した『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』

白石一文の新作『ほかならぬ人へ』には、表題作と『かけがえのない人へ』の2編が収録されている。どちらの小説も、恵まれた境遇にありながら家族への愛や執着が希薄な人間にとって、大切なものは何かという通底したテーマがある。

この2編を理解するには、今年、山本周五郎賞を受賞した著者の前作『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け(上・下)』を併せて読むといいと思う。精神的な思考と肉体的な苦痛が併記されるが、肉体的な痛みのほうに圧倒的な実感が際立つ作品だ。暴力的な現実の前では、思考の効果などたかが知れている。

「絶対現象は思考の対象とはならない。それは突然足元で地雷が爆発したようなものだ。考える間もなく四肢が引きちぎられるように、心が引きちぎられる。自分の誕生や死。愛する者との死別。異性への激しい性衝動。食欲や排泄欲。睡眠欲。怪我や病気、暴力や拷問による苦痛。それら絶対現象は僕たちが従えることのできないものだ」

「僕はときどき考える。セックスの相手というのは言ってみればボクシングの対戦相手のようなものではないかと」という記述もある。絶対現象のひとつである男女の交わりは、即物的なのに清々しいほどだ。私はこの長編に<豊かで、クールで、薄っぺらで、悲しい物語>という印象をもった。神経を麻痺させるような出来事の多い現代を切り取るのに、これほどのリアリティがあるだろうか。

どこへも行けない弱さが空しい『ほかならぬ人へ』

『ほかならぬ人へ』の主人公は、名家の出であるが出来が悪く「俺はきっと生まれそこなったんだ」と小さい頃から確信してきた明生。美人でエキセントリックな妻のなずなとはキャバクラで知り合った。その他の登場人物も、なずなの元カレで好男子の真一や、「ブス」「ブサイク」だがスタイルのいい東海さんなど、ステレオタイプなキャラクターが目立つ。明生は、自分自身をそれほど大事だと思ったことがなく、他人を大事に思う力も不足しがちだが「この世界の住人たちは誰も彼もが自分自分と言い過ぎているのではないだろうか」とも思う。明生がこれまで自殺を考えなかった理由は、自分みたいな生まれそこないが自分で自分の命を絶つなんておこがましいという気持ちと、生まれそこないの意地のようなものがあったからだ。

「人生は復讐だ。高校生の頃から明生はそう思うようになった。そうでも思わないと生きていられなかった。人は断りもなくこんな自分として生まれさせられ、断りもなくその自分を奪われてしまう。だとしたら、生きている間のわずかな時間だけでも自分を守り抜き、自分をこの世界に送り出した何者かに対して抗いつづけなければと明生は思っていた」

明生の生きる目的は、意地であり復讐だが、明らかに強度が不足しており、首根っこをつかんで揺さぶりたくなるような儚さである。明生の父と母は、兄たちに比べて飛び抜けて劣る彼の学業成績をちっとも気にしなかったわけだが、彼の不幸とは、そんな豊かで腑抜けな家に生まれた事実。義理の父親も登場するが、この男にも手応えがない。明生には、自分に必要な強度を与えてくれる父親像が不在なのである。

次々に人が死ぬし、時間も飛ぶ。ライトな恋愛小説と片付けたくなるが、どこへも行けないネガティブなベクトルの独自性は比類ない。「ほかならぬ人」とは特別な間柄のことだが、なんて弱々しく消極的な言葉だろう。この小説は、意図的な悲しみと弱さに満ちている。死や苦痛という抗えない暴力と対比される生は、記憶の中の匂いだけなのだから。

後腐れのない関係がきらめく『かけがえのない人へ』

『かけがえのない人へ』は『ほかならぬ人へ』に比べれば幾分、実体が感じられるタイトルだ。こちらはもう少し力強い小説でなないかと期待したが、実際そうだった。
主人公は、聖司という誠実なエリートの婚約者がいながら、元上司の黒木とSM的な関係を続ける会社員、みはる。彼女は、若い愛人の家で発作を起こして倒れる父親に、人間的な深みを感じることができない。そして、そんな父と別れない母には、自信のなさと嘘の匂いを感じる。さらに、弟も軽薄にしか見えない―。こんな家族の中で育ったみはるも『ほかならぬ人へ』の明生と同様、豊かさゆえの腑抜けな状況におかれているといっていいだろう。

みはるは、弟に聖司のことを聞かれて言う。「どっちかと言えば好きかな。彼、やさしいし安全だから」。だが、内心ではこう思う。「黒木との関係に何も気づいていない聖司がもどかしい。そして万が一、気づいていながら黙っているのだとしたら、そういう男とはとても一緒にはなれない」。結婚を間近に控えながら、彼女が黒木と会い続ける理由は何なのだろう。「自分は父の伸也と似ているのかもしれない、と思う。父もまた優秀な母と二人三脚で築いた家庭をふと壊したくなって浮気を重ねてきたのではないか」

そう、この小説にも強い父親像が不在なのだが、妻と別れて一人になった黒木のキャラクターは、不倫相手という紋切り型の肩書きを超えた父性の輝きを放つ。粗野ではあるが、部屋をきれいに片付けるなどの几帳面さがあり、猫を可愛がる黒木。だが、彼もまた、父親不在の家に育ったのだった。刺青のある母親から虐待され、5歳から高校卒業まで、都内の養護施設を渡り歩いたというのに、彼は大学時代、末期がんが発見されたこの母の看病と治療費捻出のために、学校を辞めて働き出す。

ちゃんと育ててくれなかった母をなぜ、黒木は助けたいと思ったのか。「ろくでもない親でもやっぱり親だからな。お袋ががんだと知って、自分にもまっとうな人間のこころがあるかどうか、それを試したくなったんだろうな。お袋のために一生懸命に尽くしてみて、がんが治るか、お袋が死ぬかしたときに自分がどんな気持ちになるのかを俺は知りたかったんだ」。
死ぬ直前、涙を流しながら謝ってくれた母親だったが、その死を黒木は悲しむことができなかった。一方、みはるは、自分の結婚や結婚式を喜ぶことができない―。

黒木とみはるのような、無責任で後腐れのない関係のどこがいいのか。何のためにそんなことをしなくちゃならないのか。この小説はその意味に近づく。ラスト、みはるは大声で泣き叫びたいのに、彼女の瞳からはたった一滴の涙さえ出てこない。これを読んだ私も、みはると同様、悲しいのに涙は出なかった。美しい、理想的な結末と思えたからだ。

おすすめ本書評・紹介書籍

ほかならぬ人へ
白石一文
祥伝社小説] 国内
2009.11  版型:B6
価格:1,680円(税込)
>>詳細を見る

今年の第22回山本周五郎賞を受賞した白石一文の前作

この胸に深々と突き刺さる矢を抜け 上
白石一文
講談社小説] 国内
2009.01  版型:B6
価格:1,680円(税込)
>>詳細を見る
この胸に深々と突き刺さる矢を抜け 下
白石一文
講談社小説] 国内
2009.01  
価格:1,680円(税込)
>>詳細を見る

新着情報

2013/08/16[新着書評]
『きことわ』朝吹真理子
評者:千三屋

2013/08/15[新着書評]
『テルマエ・ロマエⅥ』ヤマザキマリ/「1~3巻は大傑作、4~6巻は残念な出来」
評者:新藤純子

2013/06/19[新着書評]
『高円寺 古本酒場ものがたり』狩野俊
評者:千三屋

2013/06/18[新着書評]
連載「週末、たまにはビジネス書を」第11回
『くまモンの秘密 地方公務員集団が起こしたサプライズ』熊本県庁チームくまモン

評者:蔓葉信博

2013/05/12[新着書評]
『フィフティ・シェイズ・ダーカー(上・下)』ELジェイムズ
評者:日向郁

2013/04/04[新着書評]
『クラウド・アトラス』デイヴィッド・ミッチェル
評者:千三屋

2013/03/15[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第10回 『投資家が「お金」よりも大切にしていること』藤野英人
評者:蔓葉信博

2013/02/18[新着書評]
『はぶらし』近藤史恵
評者:日向郁

2013/01/31[新着書評]
『知的唯仏論』宮崎哲弥・呉智英
評者:千三屋

2012/01/30[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第9回 『思考の「型」を身につけよう』飯田泰之
評者:蔓葉信博

2013/01/25[新着書評]
『醤油鯛』沢田佳久
評者:杉江松恋

2013/01/18[新着書評]
『秋田寛のグラフィックデザイン』アキタ・デザイン・カン
評者:千三屋

2013/01/17[新着書評]
『空白を満たしなさい』平野啓一郎
評者:長坂陽子

2013/01/15[新着書評]
『箱根駅伝を歩く』泉麻人
評者:千三屋

2013/01/11[新着書評]
『世界が終わるわけではなく』ケイト・アトキンソン
評者:藤井勉

2012/12/21[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第8回 『ネンドノカンド 脱力デザイン論』佐藤オオキ
評者:蔓葉信博

2012/12/19[新着書評]
『デザインの本の本』秋田寛
評者:千三屋

2012/12/12[新着書評]
「さしたる不満もなく私は家に帰った」第2回「岸本佐知子『なんらかの事情』と近所の創作系ラーメン屋」
評者:杉江松恋

2012/11/28[新着書評]
『ニール・ヤング自伝I』ニール・ヤング
評者:藤井勉

2012/11/22[新着書評]
『日本人はなぜ「黒ブチ丸メガネ」なのか』友利昴
評者:新藤純子

2012/11/21[新着書評]
『私にふさわしいホテル』柚木麻子
評者:長坂陽子

2012/11/19[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第7回 『老舗を再生させた十三代がどうしても伝えたい 小さな会社の生きる道。』中川淳
評者:蔓葉信博

2012/11/15[新着書評]
『格差と序列の心理学 平等主義のパラドクス』池上知子
評者:新藤純子

2012/11/09[イベントレポ]
兼業古本屋のできるまで。とみさわさん、なにをやってんすか

2012/11/08[新着書評]
『機龍警察 暗黒市場』月村了衛
評者:大谷暁生

2012/11/02[新着書評]
『なしくずしの死』L-F・セリーヌ
評者:藤田祥平

2012/10/31[新着書評]
『エコー・メイカー』リチャード・パワーズ
評者:藤井勉

2012/10/30[新着書評]
『文体練習』レーモン・クノー
評者:藤田祥平

2012/10/25[新着書評]
『生きのびるための建築』石山修武
評者:千三屋

2012/10/24[新着書評]
『占領都市 TOKYO YEAR ZERO Ⅱ』デイヴィッド・ピース
評者:大谷暁生

2012/10/23[B.J.インタビュー]
「この翻訳家に聞きたい」第3回 藤井光さんに聞く「アメリカ文学の"音"って?」(後編)
インタビュアー:石井千湖

2012/10/22[B.J.インタビュー]
「この翻訳家に聞きたい」第3回 藤井光さんに聞く「アメリカ文学の"音"って?」(前編)
インタビュアー:石井千湖

2012/10/19[新着書評]
『最後の授業 ぼくの命があるうちに』ランディ・パウシュ、ジェフリー・ザスロー
評者:日向郁

2012/10/18[新着書評]
『イタリア人と日本人、どっちがバカ?』ファブリツィオ・グラッセッリ
評者:相川藍

2012/10/17[イベントレポ]
ミステリー酒場スペシャル ローレンス・ブロック酒場Part1

2012/10/16[イベントレポ]
ブックレビューLIVE:杉江VS米光のどっちが売れるか!?

2012/10/15[イベントレポ]
ミステリ酒場スペシャル ローレンス・ブロック酒場三連発 PART2~泥棒バーニー、殺し屋ケラー編&ブロックおもてなし対策会議~

2012/10/15[新着書評]
『犬とハモニカ』江國香織
評者:長坂陽子

2012/10/10[新着書評]
『Papa told me cocohana ver.1 丘は花でいっぱい』榛野なな恵
評者:千三屋

2012/10/08[イベントレポ]
“その日”が来てからでは遅すぎる! あなたの知らないお葬式のすべて?ボッタクリの秘密から納得のエコ葬儀プランまで

2012/10/04[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第6回 『本気で売り上げを伸ばしたければ日経MJを読みなさい』竹内謙礼
評者:蔓葉信博

2012/10/03[新着書評]
『青い脂』ウラジーミル・ソローキン
評者:藤井勉

2012/10/02[イベントレポ]
松本尚久さん、落語の楽しみ方を教えてください!

2012/10/01[新着書評]
『ヴァンパイア』岩井俊二
評者:長坂陽子

2012/09/27[新着書評]
『A Life of William Inge: The Strains of Triumph』ラルフ・F・ヴォス
評者:新藤純子

2012/09/25[新着書評]
『鬼談百景』小野不由美
評者:挟名紅治

2012/09/24[新着書評]
『ここは退屈迎えに来て』山内マリコ
評者:長坂陽子

2012/09/20[新着書評]
『銀の匙』中勘助
評者:藤田祥平

2012/09/18[新着書評]
『最初の人間』アルベール・カミュ
評者:新藤純子

2012/09/14[新着書評]
『その日東京駅五時二十五分発』西川美和
評者:相川藍

2012/09/13[新着書評]
『無分別』オラシオ・カステジャーノス・モヤ
評者:藤井勉

2012/09/12[新着書評]
『鷲たちの盟約』(上下)アラン・グレン
評者:大谷暁生

2012/09/11[新着書評]
『ラブ・イズ・ア・ミックステープ』ロブ・シェフィールド
評者:日向郁

2012/09/10[新着書評]
『嵐のピクニック』本谷有希子
評者:長坂陽子

2012/09/07[新着書評]
『本当の経済の話をしよう』若田部昌澄、栗原裕一郎
評者:藤井勉

2012/09/06[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第5回 『戦略人事のビジョン』八木洋介・金井壽宏
評者:蔓葉信博

2012/09/05[新着書評]
『ひらいて』綿矢りさ
評者:長坂陽子

2012/09/04[新着書評]
『失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選』フリードリヒ・デュレンマット
評者:藤井勉

2012/09/03[新着書評]
『かくも水深き不在』竹本健治
評者:蔓葉信博

2012/09/01[新着書評]
『残穢』小野不由美
評者:挟名紅治

2012/08/31[新着書評]
『わたしが眠りにつく前に』SJ・ワトソン
評者:長坂陽子

2012/08/28[新着書評]
『芸術実行犯』Chim↑Pom(チン↑ポム)
評者:相川藍

2012/08/27[新着書評]
『ぼくは勉強ができない』山田詠美
評者:姉崎あきか

2012/08/16[新着書評]
『オカルト 現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ』森達也
評者:長坂陽子

2012/08/10[新着書評]
『セックスなんか興味ない』きづきあきら サトウナンキ
評者:大谷暁生

2012/08/08[新着書評]
『深い疵』ネレ・ノイハウス
評者:挟名紅治

2012/08/07[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第4回 小林直樹『ソーシャルリスク』
評者:蔓葉信博

2012/08/03[新着書評]
『はまむぎ』レーモン・クノー
評者:藤井勉

2012/08/02[新着書評]
『清須会議』三谷幸喜
評者:千三屋

2012/07/31[新着書評]
『岡崎京子の仕事集』岡崎京子(著)増渕俊之(編)
評者:相川藍

2012/07/30[新着書評]
『月と雷』角田光代
評者:長坂陽子

2012/07/28[新着書評]
『ことばの食卓』武田百合子
評者:杉江松恋
2012/07/18[新着書評]
『図説 死因百科』マイケル・ラルゴ
評者:大谷暁生

2012/07/13[新着書評]
『最果てアーケード』
小川洋子
評者:長坂陽子

2012/07/12[新着書評]
『なぜ戒名を自分でつけてもいいのか』橋爪大三郎
評者:千三屋

2012/07/05[新着書評]
『少年は残酷な弓を射る』(上・下)
ライオネル・シュライヴァー
評者:長坂陽子

2012/07/04[新着書評]
『未解決事件 グリコ・森永事件~捜査員300人の証言』NHKスペシャル取材班
評者:挟名紅治

2012/07/02[新着書評]
『女が嘘をつくとき』リュドミラ・ウリツカヤ
評者:藤井勉

2012/06/29[新着書評]
連載 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第3回 三浦展『第四の消費』
蔓葉信博

2012/06/27[新着書評]
『シフォン・リボン・シフォン』近藤史恵
評者:相川藍

2012/06/26[新着書評]
『湿地』アーナルデュル・インドリダソン
大谷暁生

2012/06/22[新着書評]
『話虫干』小路幸也
長坂陽子

2012/06/20[新着書評]
『彼女の存在、その破片』野中柊
長坂陽子

2012/06/15[新着書評]
『新人警官の掟』フェイ・ケラーマン
日向郁

2012/06/14[新着書評]
『俳優と超人形』ゴードン・クレイグ
千三屋

2012/06/13[新着書評]
『毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記』北原みのり
長坂陽子

2012/06/12[新着書評]
『WOMBS』白井弓子
大谷暁生

2012/06/11[新着書評]
『21世紀の世界文学30冊を読む』都甲幸治
藤井勉

2012/06/08[新着書評]
『愛について』白岩玄
評者:相川藍

2012/06/06[新着書評]
『柔らかな犀の角ー山崎努の読書日記』山崎努
挟名紅治

2012/06/04[新着書評]
『夜をぶっとばせ』井上荒野
長坂陽子

2012/06/01[新着書評]
「七夜物語』川上弘美
長坂陽子

2012/05/30[新着書評]
連載 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第2回 高畑哲平『Webマーケティング思考トレーニング』
蔓葉信博

2012/05/23[新着書評]
「ピントがボケる音 OUT OF FOCUS, OUT OF SOUND』安田兼一
藤井勉

2012/05/21[新着書評]
「飼い慣らすことのできない幻獣たち」
『幻獣辞典』ホルヘ・ルイス・ボルヘス
藤田祥平

2012/05/16[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第18回」
「その名は自己満足」
長坂陽子

2012/03/30[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第17回」
「そのプライドが邪魔をする」
長坂陽子

2012/02/28[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第16回」
「恋のリスクマネジメント」
長坂陽子

2012/02/15[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第15回」
「非華奢女子の生きる道」
長坂陽子

2012/02/02[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第14回」
「パターン破りの効用」
長坂陽子

2012/01/31[新着書評]
『最高に美しい住宅をつくる方法』彦根明
評者:相川藍

2012/01/20[新着書評]
『ペット・サウンズ』ジム・フジーリ
評者:藤井勉

2012/01/17[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第13回」
胸だけ見ててもモテ期はこない
長坂陽子

2012/01/11[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第12回」
「恋で美しくなる」は本当か
長坂陽子

2012/01/10[新着書評]
「旧式のプライバシー」
『大阪の宿』水上滝太郎
藤田祥平


Internet Explorerをご利用の場合はバージョン6以上でご覧ください。
お知らせイベントBook Japanについてプライバシーポリシーお問い合わせ
copyright © bookjapan.jp All Rights Reserved.