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当マイクロフォン

なんて濃い人なんだ、中西龍。昭和の破天荒人生、BGMは歌謡曲。

三田完
角川書店小説] 国内
2008.06  版型:B6
>>書籍情報のページへ
レビュワー/塚本ヒロユキ

や、面白いですよ、この本。
オビの背に「伝説のアナウンサー 中西龍の生涯」とあるのだが、実は中西龍(りょう、と読みます)とは何者なのか、ちっともわからずに読み進めていて、中村吉右衛門主演のTVドラマ『鬼平犯科張』のナレーターを務めていた、というところで、やっとわかったのだ。そうか、あの独特の節回しのあの人だったのか。
その中西龍さんの生涯を描いた、巻末に「本書は、著者の取材に基づいて、実在の人物をモデルに書かれた書き下ろしフィクションです。」とは書かれているが、この注釈はとりあえずのご愛嬌といったところの、限りなく真実であることは間違いない実に濃い人間ドラマである。
人間ドラマ、ではあるが、中西龍がなにか歴史にその名を残すような凄いことをやってのけたわけではない。アナウンサー、ナレーターとしての実績は素晴らしいが、人間として出来た人であったかというと、むしろ破綻者のほうに近いといえる。しかし、その破天荒ぶりも含めて、それを愛して止まない著者・三田完による思い入れたっぷりの書きっぷりに読者は一度乗せられたら最後、中西龍の生涯の最期まで付き合わざるを得なくなる。
同時にこのドラマは、昭和史のドラマでもある。また歌謡ドラマでもある。
ご承知のとおり、昨今、昭和本のブームである。そこに小説部門があるとすれば、『当マイクロフォン』はトップ当選かもしれない。
昭和という時代における人間のありようが見事に描かれている。いまの時代ではできないこと、あってはならないことまでを、昭和という時代は許容していた。本書は当時へのあふれんばかりの憧憬を吐露するオマージュ作品とも捉えられる。そして「Jポップとそれ以外」のいま、その存在が無くなってしまった「歌謡曲」。幾度も挿入される中西龍の自作詩は「歌謡曲」の世界そのものであり、ここでもまた三田完のその世界への共感が滲む。
『当マイクロフォン』は、グングン上昇してゆく活力に満ちた時代のなかで、一方でそこから取り残されてゆく人間の哀しみも次第に色濃くなってゆく、そんな「中西龍劇場」なのだ。胸、うたれるんだなあ。

さて中西龍さんについて、少しは書いておかないとね。

中西龍、1928(昭和3)年、東京生まれ。当時、東京市役所の職員だった父親の清太郎は後に港区長となった。つまり名士。この場合、男の子供は放蕩息子と相場は決まっているが、お約束どおり龍は盛り場での無頼三昧の日々を過ごし、挙げ句の果て親に対して不倫相手の女の堕胎費用を出してくれとまでいう。
「就職したらその金は返してもらうが、大学を卒業したらどこに就職したいのだ?」という親の問いに、息子は「放送局のアナウンサーになりたい」と答える。「今後は了見をあらためて、きちんとした社会人をめざせ。いいな」…というわけで、龍は親のコネでNHKに就職した。
最初の赴任地は熊本。ここへ、なんと龍は新橋の芸者・鶴一を妻として連れてゆく。足抜けである。件の堕胎費用はその鶴一のための金であったのだ。
もちろん、やがてバレた。引き離された龍は、鹿児島へ異動。ここでまたしてもプロの女との交情にのめり込む。もちろん当人としては真剣ではあるのだが。あふれ出る濃い情愛の念を抑えることのできない人なのである。
行く先々でこんな具合なのだ。

念願叶って東京勤務となってからは、NHKの看板番組である『NHKのど自慢』の司会も務めた。ところが、これが不評。合格の鐘が鳴ると合格者といっしょに泣いてしまう。出場者へこと細かくインタビューするため、番組後半になると時間が不足してしまう。喋りすぎる、顔が良くない。あの宮田輝の流麗な司会ぶりに比べて違和感が大きすぎた。

わずか半年で龍は大阪へ飛ばされた。そして2年後の1972(昭和47)年、再び東京へ。やがてライフワークともいうべき『にっぽんのメロディー』がNHKラジオ第一放送ではじまった。「当マイクロフォン」とは、放送内でのみずからの呼称。そこでの戦前から戦後初期の歌の選曲、独特の俳句鑑賞、そして詩情にあふれた語り口が人気を集め、龍はスターアナウンサーの仲間入りを果たした。

鹿児島時代での龍の後輩への言葉。「アナウンスの要諦は、他人(ひと)様と違うところで切るとこですよ」…なんと驚くではないか。句読点で単純に切っては、ひとのこころに情感を醸すアナウンスにならない、というのだ。これは、学生時代に、歌舞伎、新劇、アチャラカ喜劇などあらゆる芝居を見たうえでの龍の確信だ。一般の人がアナウンサーに求める資質と、そもそも違うところを目指していたのがよくわかる。同時に、遊びに費やされた若い頃の経験が、この特異なナレーター指向に決定的な影響を与えたことも、あまりにも明らかだ。
さてそれでいて龍は、原稿の下読みは念入りに行い、アクセントなどには人一倍気をつかった。優秀ではあるが、手をつけられない異端児でもあったのだ。

この鹿児島時代における、龍の高校野球予選の実況アナウンスが前代未聞だ。これは、全国のNHKアナウンサーの間で永く伝説となったそうだが、さもありなん。ちょっとだけ紹介してみよう。
龍はこのスポーツ実況に当たり、あらかじめ用意していた自作原稿を読むのだ。

「南国の陽がさんさんと降りそそぐ、ここ鹿児島市鴨池球場。錦江湾には真夏の入道雲がどっしりと居座り、桜島の噴煙と溶けあっております。キラキラと陽光をまぶしく反射しているこの大海を、幕末の時代、西郷隆盛、大久保利通ら維新の立役者たちも大きな志を抱いて眺めたことでしょう。球場の周囲の樹々では、朝から蝉が盛んに鳴いております。夏休みでございますから、虫とりの網を持った子供さんが、お父さんと一緒に大樹を見上げている風景も散見することができます。なにぶん日射しが強烈な毎日ですので、お子さんたちが表で遊ぶ際は必ず帽子を着用するよう、親御さんがたにはご注意をお願いしたいものでございます。
さて、そうこう申しているうちに先攻の鹿児島水産高校は早くもふたり目のバッター安藤君の打順。カウントはノーストライク、ワンボール。トップバッターの金子君はいつの間にやら早くも一塁上におります。鹿児島水産ノーアウト一塁、盛りあがる応援席!
〈中略〉
三番バッターは加治玉男君。おうちは枕崎市内で銭湯を営んでいるそうですが、小学校四年のときから風呂を沸かすための薪割りが筋肉と体力をはぐくみ、いまでは名うての強打者。その加治君がいま、三塁付近をかろやかに走っております。ホームランのようです。銭湯の薪割りがみごとに実を結びました。おめでとう! 応援席のご両親もさぞかしお喜びでしょう。大歓声を浴びながら、加治君ホームイン。」

ね。伝説にもなるわけです。スポーツ実況においても人生のドラマを語る中西龍。いまの時代にこのアナウンスは絶対にありえない。でも、この実況、聞いてみたいじゃないですか。

もう少し書いておきたいことがある。
1989(平成元)年、島桂次がNHK会長に就任してからの、NHKのバブリーなイケイケぶりが凄い。「NHK維新の志士」たちのよる帝国ホテルのスイートルームでの決起集会、いや大宴会。近年、職員による番組制作費の横領などで非難を浴びているNHKだが、なに、当時から、国民の受信料はいろいろな用途に使われていたのだ。ここの部分、本書はにわかに暴露本の様相も帯びる。よくもまあ、こんなことまで書けたものだと読んでいて正直にそう思いました。

そしてここのシーンにも登場するNHKディレクター、二村淳と中西龍との友情物語がこの『当マイクロフォン』という人間ドラマを編むもう一本の糸であり、これによりドラマの色合いはさらに深いものとなった。中西龍を敬愛して止まない後輩の二村淳、著者である三田完であるとしか思えないのですが、違いますか、三田さん?

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三田完
角川書店小説] 国内
2008.06  版型:B6
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