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世界名探偵倶楽部

アルゼンチン発、19世紀末のパリを舞台にした傑作探偵小説

末國善己 Friday新刊チェック 2009/10/23
パブロ・デ・サンティス宮崎真紀
早川書房ハヤカワ・ミステリ文庫ミステリー] 海外
2009.10  版型:文庫
>>書籍情報のページへ
レビュワー/末國善己

日本で、英、仏、露、独以外の国の作品が翻訳される機会は少ない。アルゼンチンのミステリーと聞いても、『オックスフォード連続殺人』や『ルシアナ・Bの緩慢なる死』(共に扶桑社ミステリー)を書いたギジェルモ・マルティネスくらいしか思い浮かばないので、『世界名探偵倶楽部』が翻訳されたのは、本当に運が良かったといえるだろう。

本書は、中南米スペイン語圏の文学を普及させるために創設されたプラネタ-カサメリカ賞を受賞しており(といっても、「訳者あとがき」を読むまで、存在すら知らなかったのだが)、それが翻訳の後押しになったのかもしれないが、これだけの傑作を埋もれさせなかった訳者と出版社にまず感謝したい。

一八八九(明治二二)年、パリで万博が開かれることになり、それにあわせて世界屈指の名探偵が集まる〈十二人の名探偵〉が、パリで会合と探偵道具の展示を行うことになった。ブエノスアイレスの名探偵クライグの助手となった靴屋の息子サルバトリオは、師匠のメッセージを携えた名代としてパリへ渡ることになる。

パリでは万博の目玉としてエッフェル塔が建設されていたが、万博事務局は建設反対派の抗議に悩まされ、〈十二人の名探偵〉の一人ダルボンに捜査を依頼していた。ダルボンは容疑者として神秘主義者の集団を追っていたが、エッフェル塔から墜落死してしまう。仲間が殺された〈十二人の名探偵〉は一斉に捜査を開始するが、今度は万博会場で、ギロチンで処刑された囚人に防腐処理を施した死体が盗まれ、最新の火葬機械で焼かれるという不可解な事件が発生してしまう。

世界中から名探偵が集まるだけに、その捜査方法は千差万別。エキセントリックな探偵たちの会話や推理を通して、一種の探偵小説論を展開したところが、本書の最大の読みどころ。探偵小説のお約束をシニカルに論じるところは、東野圭吾『名探偵の掟』(講談社文庫)を思わせるものがある。実際、助手の役割を論じた部分には、『名探偵の掟』と似かよった記述があり、思わず笑ってしまった。ただ、これが単に探偵小説のルールを皮肉っただけでなく、きちんと謎解きの伏線にもなっているので侮れない。

探偵小説は、先人が作ったトリックを乗り越えることで発展してきたジャンルなので、ジョン・ディクスクン・カー『三つの棺』(ハヤカワ・ミステリ文庫)に出てくる「密室講義」のように、作中でトリックが論じられることは珍しくない。だが本書で展開されている探偵小説論は、トリックのような技術論ではなく、ミステリーにおける謎(推理)とは何か、探偵と助手の関係とはどのようにあるべきかといったジャンルの本質にかかわっている。

といっても「密室講義」のように、探偵小説論がまとまって語られるのは、探偵が謎をめぐって議論する冒頭部の一回のみ。それ以外は、何気ない一文に引っかかれば、読者が自分なりの探偵小説論を考えてもいいし、読み流しても、物語の進行やラストに明かされる驚愕の真相を十分に楽しめるようになっている。
例えば、笠井潔の大戦間探偵小説論を思わせる戦争と探偵小説の関係に言及した部分もあるが、それは数行だけの指摘に留まっているので、その情報をどのように取り扱うかは自由なのだ。それだけに、密度が濃いのにリーダビリティは悪くないし、エッフェル塔や秘教集団をめぐるペダンチックな解説などは、読んでいるだけでも楽しい。唯一の欠点は、探偵だけでも十二人いるので登場人物が多く、若干、区別がつけ難いことくらいである。

本書を読んで一番気になったのは、ポルトガル人探偵ザガラの助手がムラート(白人と黒人のハーフ)のベニート、アメリカ人探偵ノヴァリスの助手がネイティブ・アメリカンのタマヤクのように、探偵が西欧列強、助手が植民地という組み合わせが散見されることだ。主人公のサルバトリオも、アルゼンチンから先進国の首都パリに出てきたので、辺境で暮らす人間の一人といえるだろう。
ポーの『モルグ街の殺人事件』(岩波文庫ほか)の犯人や、アフガニスタン戦争で負傷して本国に送還され、下宿を探している時にホームズに出会ったワトソンを持ち出すまでもなく、帝国主義と探偵小説の発生は密接な関係にある。探偵小説が確実に内包していたのに、当たり前になり過ぎて見えなくなっていた差別の構造を暴くことができたのは、著者が旧西欧列強を外部から見ることのできたアルゼンチンの人間だからというのは、穿った見方だろうか。

本書は、連続殺人事件の犯人と、作中にちりばめられたメッセージを読み取って探偵小説について考えることを求めている。二つの要素とも手掛かりが少ないので、主体的に作品と向き合うことを強いるが、探偵小説が謎を解くジャンルであることを考えれば、本書は真の意味での探偵小説といえるかもしれない。過去の探偵小説にオマージュを捧げながらも、ラストは挽歌で落す離れ業も気に入っているので、☆☆☆☆★。

とてもおすすめ ☆☆☆☆☆
おすすめ ☆☆☆☆
まあまあ ☆☆☆
あまりおすすめできない ☆☆
これは困った

冒頭で紹介されているアルゼンチンのミステリー、ギジェルモ・マルティネス『ルシアナ・Bの緩慢なる死』の書評も収めています。
『ルシアナ・Bの緩慢なる死』レビュワー/酒井貞道 書評を読む

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世界名探偵倶楽部
パブロ・デ・サンティス 宮崎真紀
早川書房ハヤカワ・ミステリ文庫ミステリー] 海外
2009.10  版型:文庫
価格:882円(税込)
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