書評の楽しみを考える Book Japan

 
 
 
トップページ > 連載企画 > Tuesday & Friday新刊チェック > 高慢と偏見とゾンビ

高慢と偏見とゾンビ

ゾンビ・アクション+『高慢と偏見』!
どう考えてもこれが今年一番の奇書

酒井貞道 Friday新刊チェック 2010/2/12
ジェイン・オースティンセス・グレアム=スミス 安原和見
二見書房二見文庫SF・ホラー] 海外
2010.02  版型:文庫
>>書籍情報のページへ
レビュワー/酒井貞道

古典文学をマッシュアップし、物語の大枠はそのままに、ゾンビを大量に紛れ込ませたのが本書『高慢と偏見とゾンビ』である。

『高慢と偏見』といえば、ジェイン・オースティンが19世紀初頭に発表した、イギリス文学史上に燦然と輝く古典名作である。その粗筋は以下のとおり。

田舎町ロンボーンに住むベネット家には、五人姉妹がいた。しかし姉妹の父ミスター・ベネットが死ねば、遺産は「限定相続」ということで、男系の親戚、すなわち遠縁のいとこコリンズに渡ってしまい、姉妹と母は屋敷を追い出されてしまう。ミスター・ベネットはまだまだ元気だが、将来に不安を覚えるミセス・ベネットは、娘たちを早く結婚させようと焦っていた。そんなある日、近所に裕福な青年紳士ビングリーが引っ越してくる。彼とベネット家の長女ジェインは惹かれ合う。一方、次女のエリザベスは、ビングリーの友人ダーシーと出会うが、ダーシーが高慢な人間にしか見えなかった。ほぼ同時に、コリンズがベネット邸を訪ねてきて、「限定相続の定めとはいえ、ミスター・ベネット亡き後に、親戚を家から全員放り出すのは後ろめたい」と、姉妹の誰かを娶りたいなどと言い出した……。

この後、物語は基本的に恋愛と結婚を巡り、人間模様が様々に交錯する。展開の骨組みだけ見れば、本書はラブコメそのものである。主人公のエリザベスを中心に、登場人物は皆活き活きと描かれており、読み口も柔らか、文学文学した晦渋さは全くない。しかしそこに様々な要素が溶け込んでいるのがミソで、特に、いずれの登場人物も、人間観察眼がケース・バイ・ケースで的を射たり外れたりするのが面白い。誰しも「高慢」と「偏見」を持ち、相手や情勢の真実をつかむのは難しいことを、オースティンは鋭く、しかしユーモラスに描いているのである。この他、当時においてはかなり先駆的な「女性の自立」の萌芽が見られるのも読みどころだ。かくして、刊行以来200年間、『高慢と偏見』は名作として語り継がれてきた。

しかし21世紀初頭、鬼才が現れてしまう。その名はセス・グレアム=スミス。
何をトチ狂ったのか、彼は『高慢と偏見』のベネット姉妹が少林寺拳法でゾンビと戦う場面を思い浮かべる。そしてそれを実際に『高慢と偏見』に持ち込むべく、著作権が切れているのをいいことに(?)マッシュアップを開始したのである。つまり、『高慢と偏見』の随所にオリジナルの文を挟み、オースティンの文自体も単語レベルでいじっている。お遊びにもほどがあるというものだが、細部までかなり徹底的に作り込んでいるので、『高慢と偏見』ののどかな作品世界は、ゾンビが跋扈する暗黒の黙示録的世界へと完全に塗り替えられてしまった。この結果、ストーリー展開の大枠はそのままに、「ゾンビ溢れるイギリスにおける、戦士たちのラブコメ」が我々の前に姿を現したのである。

中身についてもう少し詳しく書いておこう。舞台は17世紀末から18世紀末のイギリスの田舎町で、これは原点と同じ。ただし罹患したらゾンビになってしまう疫病が大流行していて、郊外にはゾンビがうようよ、油断していると脳味噌を食われる。ただし社会は崩壊しておらず、国王を頂点とする政府は機能しており、軍隊はナポレオン戦争に備えるのではなく、主に町や民衆をゾンビの群れから守るために存在していると設定されている。舞踏会やお茶会をはじめ、社交生活も活発だ――ゾンビがよく窓割って襲ってきますけど。

本書において、ベネット姉妹は、少林寺拳法の達人とされている。彼女らは中国のリュウ師の道場で修業を積んできたのだ。父の命令一下、彼女たちは「死の五芒星」なるフォーメーションを組んで、四方から襲い来るゾンビを勇猛果敢に撃退するのである。なお原典では淑女を自認していた彼女たちだが、『高慢と偏見とゾンビ』においては「戦士」を自認しており、町を闇の軍勢=ゾンビから守るため獅子奮迅の活躍を見せ、住民たちからの評価も高い。

一方、エリザベスの相手であるダーシーも戦士であり、剣を使って見事な腕前を披露している。加えて、ダーシーのおばであるレディ・キャサリンも、最近は地位が上がって実戦に出て来る機会が減っているとはいえ、伝説的な戦士である。エリザベスは初対面時、同じ戦士としてレディ・キャサリンに対して畏怖の念を抱いている。面白いのは、貴族であるレディ・キャサリンは日本式武術の使い手であることだ。彼女は屋敷にはニンジャを多く住まわせて手先として使役している。原典では、レディ・キャサリンがベネット家にメイドがいないことを馬鹿にする場面があるのだが、『高慢と偏見とゾンビ』でこのシーンは「ベネット家にニンジャがおらず、習得したのも中国武術である」ことを馬鹿にするよう改変されている。日本料理(ナレズシとか)も貴族の食卓に供されるから見ても、どうやら作品世界では、中国よりも日本の方が「高級」と認識されているようである。

なお先ほども述べたが、人間のゾンビ化は疫病のせいとされている。ゾンビに噛まれると「感染」するということで、襲われてその場では助かっても、後でゾンビになってしまう可能性があるのだ。実際、本書では、ベネット家の知人(『高慢と偏見』にも出て来た人物です!)がゾンビ化して大変なことになったりします。

というわけで、話自体はどう見てもB級ホラーなのだが、ベースとなるのがあくまでオースティンの文章なので、終始格調の高さが維持されているのが可笑しい。また全てのエピソードは、原典『高慢と偏見』のエピソードのパロディとして描かれている(つまり元ネタとなるシーンが存在する)。よって本章は――本書だけを読んでも十分に楽しめるが――『高慢と偏見』の後で読むと、破壊力が軽く3倍に跳ね上がる。シーンによっては呼吸困難になるほど笑えますが、それは全て「あの『高慢と偏見』の著名な登場人物たちが、こんなことやってる!」という笑いである。これぞパロディならではの愉しみに他ならない。

『高慢と偏見とゾンビ』は紛れもなくキワモノである。そこは弁解できない。よって嫌いな人は徹底的に嫌い抜くだろうし、何がどう面白いのかさっぱりわからず憮然とする人もいるに違いない。しかし好きな人は、呵々大笑しすっきりさっぱりし、明日を迎える活力を得ることができるはずだ。眉間に皺を寄せるばかりが読書ではない。『高慢と偏見とゾンビ』に浸るという、脳味噌の皺の数が減りそうな読書体験もまた、とても素晴らしいものと思う次第である。
なお念のため申し添えておくと、セス・グレアム=スミスは、『高慢と偏見』に、ゾンビと戦士という、どう考えても合いそうにない要素を意外に無理なくドッキングさせ、起承転結の明快な物語として綺麗にまとめている。「本書だけを読んでも十分に楽しめる」のはこのためだ。作者の腕は確かなのです。

グレアム=スミスの次回作は、『Abraham Lincoln: Vampire Hunter』らしい。これは完全オリジナル小説ということだが、タイトルからしてリンカーン大統領に無茶をさせる気満々です。翻訳されたら絶対に読むね。

200年前のオースティンの文章とプロットが本書の完成度に大いに寄与している(特にラブコメ面)ため、「新刊」として評価するに当たり、満点の進呈はさすがに躊躇するものの、ゾンビ好きは必読、オースティンのファンにもオズオズとおすすめしたい。☆☆☆☆★。

とてもおすすめ ☆☆☆☆☆
おすすめ ☆☆☆☆
まあまあ ☆☆☆
あまりおすすめできない ☆☆
これは困った

おすすめ本書評・紹介書籍

高慢と偏見とゾンビ
ジェイン・オースティン セス・グレアム=スミス 安原和見
二見書房二見文庫SF・ホラー] 海外
2010.02  版型:文庫
価格:1,000円(税込)
>>詳細を見る

新着情報

2013/08/16[新着書評]
『きことわ』朝吹真理子
評者:千三屋

2013/08/15[新着書評]
『テルマエ・ロマエⅥ』ヤマザキマリ/「1~3巻は大傑作、4~6巻は残念な出来」
評者:新藤純子

2013/06/19[新着書評]
『高円寺 古本酒場ものがたり』狩野俊
評者:千三屋

2013/06/18[新着書評]
連載「週末、たまにはビジネス書を」第11回
『くまモンの秘密 地方公務員集団が起こしたサプライズ』熊本県庁チームくまモン

評者:蔓葉信博

2013/05/12[新着書評]
『フィフティ・シェイズ・ダーカー(上・下)』ELジェイムズ
評者:日向郁

2013/04/04[新着書評]
『クラウド・アトラス』デイヴィッド・ミッチェル
評者:千三屋

2013/03/15[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第10回 『投資家が「お金」よりも大切にしていること』藤野英人
評者:蔓葉信博

2013/02/18[新着書評]
『はぶらし』近藤史恵
評者:日向郁

2013/01/31[新着書評]
『知的唯仏論』宮崎哲弥・呉智英
評者:千三屋

2012/01/30[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第9回 『思考の「型」を身につけよう』飯田泰之
評者:蔓葉信博

2013/01/25[新着書評]
『醤油鯛』沢田佳久
評者:杉江松恋

2013/01/18[新着書評]
『秋田寛のグラフィックデザイン』アキタ・デザイン・カン
評者:千三屋

2013/01/17[新着書評]
『空白を満たしなさい』平野啓一郎
評者:長坂陽子

2013/01/15[新着書評]
『箱根駅伝を歩く』泉麻人
評者:千三屋

2013/01/11[新着書評]
『世界が終わるわけではなく』ケイト・アトキンソン
評者:藤井勉

2012/12/21[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第8回 『ネンドノカンド 脱力デザイン論』佐藤オオキ
評者:蔓葉信博

2012/12/19[新着書評]
『デザインの本の本』秋田寛
評者:千三屋

2012/12/12[新着書評]
「さしたる不満もなく私は家に帰った」第2回「岸本佐知子『なんらかの事情』と近所の創作系ラーメン屋」
評者:杉江松恋

2012/11/28[新着書評]
『ニール・ヤング自伝I』ニール・ヤング
評者:藤井勉

2012/11/22[新着書評]
『日本人はなぜ「黒ブチ丸メガネ」なのか』友利昴
評者:新藤純子

2012/11/21[新着書評]
『私にふさわしいホテル』柚木麻子
評者:長坂陽子

2012/11/19[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第7回 『老舗を再生させた十三代がどうしても伝えたい 小さな会社の生きる道。』中川淳
評者:蔓葉信博

2012/11/15[新着書評]
『格差と序列の心理学 平等主義のパラドクス』池上知子
評者:新藤純子

2012/11/09[イベントレポ]
兼業古本屋のできるまで。とみさわさん、なにをやってんすか

2012/11/08[新着書評]
『機龍警察 暗黒市場』月村了衛
評者:大谷暁生

2012/11/02[新着書評]
『なしくずしの死』L-F・セリーヌ
評者:藤田祥平

2012/10/31[新着書評]
『エコー・メイカー』リチャード・パワーズ
評者:藤井勉

2012/10/30[新着書評]
『文体練習』レーモン・クノー
評者:藤田祥平

2012/10/25[新着書評]
『生きのびるための建築』石山修武
評者:千三屋

2012/10/24[新着書評]
『占領都市 TOKYO YEAR ZERO Ⅱ』デイヴィッド・ピース
評者:大谷暁生

2012/10/23[B.J.インタビュー]
「この翻訳家に聞きたい」第3回 藤井光さんに聞く「アメリカ文学の"音"って?」(後編)
インタビュアー:石井千湖

2012/10/22[B.J.インタビュー]
「この翻訳家に聞きたい」第3回 藤井光さんに聞く「アメリカ文学の"音"って?」(前編)
インタビュアー:石井千湖

2012/10/19[新着書評]
『最後の授業 ぼくの命があるうちに』ランディ・パウシュ、ジェフリー・ザスロー
評者:日向郁

2012/10/18[新着書評]
『イタリア人と日本人、どっちがバカ?』ファブリツィオ・グラッセッリ
評者:相川藍

2012/10/17[イベントレポ]
ミステリー酒場スペシャル ローレンス・ブロック酒場Part1

2012/10/16[イベントレポ]
ブックレビューLIVE:杉江VS米光のどっちが売れるか!?

2012/10/15[イベントレポ]
ミステリ酒場スペシャル ローレンス・ブロック酒場三連発 PART2~泥棒バーニー、殺し屋ケラー編&ブロックおもてなし対策会議~

2012/10/15[新着書評]
『犬とハモニカ』江國香織
評者:長坂陽子

2012/10/10[新着書評]
『Papa told me cocohana ver.1 丘は花でいっぱい』榛野なな恵
評者:千三屋

2012/10/08[イベントレポ]
“その日”が来てからでは遅すぎる! あなたの知らないお葬式のすべて?ボッタクリの秘密から納得のエコ葬儀プランまで

2012/10/04[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第6回 『本気で売り上げを伸ばしたければ日経MJを読みなさい』竹内謙礼
評者:蔓葉信博

2012/10/03[新着書評]
『青い脂』ウラジーミル・ソローキン
評者:藤井勉

2012/10/02[イベントレポ]
松本尚久さん、落語の楽しみ方を教えてください!

2012/10/01[新着書評]
『ヴァンパイア』岩井俊二
評者:長坂陽子

2012/09/27[新着書評]
『A Life of William Inge: The Strains of Triumph』ラルフ・F・ヴォス
評者:新藤純子

2012/09/25[新着書評]
『鬼談百景』小野不由美
評者:挟名紅治

2012/09/24[新着書評]
『ここは退屈迎えに来て』山内マリコ
評者:長坂陽子

2012/09/20[新着書評]
『銀の匙』中勘助
評者:藤田祥平

2012/09/18[新着書評]
『最初の人間』アルベール・カミュ
評者:新藤純子

2012/09/14[新着書評]
『その日東京駅五時二十五分発』西川美和
評者:相川藍

2012/09/13[新着書評]
『無分別』オラシオ・カステジャーノス・モヤ
評者:藤井勉

2012/09/12[新着書評]
『鷲たちの盟約』(上下)アラン・グレン
評者:大谷暁生

2012/09/11[新着書評]
『ラブ・イズ・ア・ミックステープ』ロブ・シェフィールド
評者:日向郁

2012/09/10[新着書評]
『嵐のピクニック』本谷有希子
評者:長坂陽子

2012/09/07[新着書評]
『本当の経済の話をしよう』若田部昌澄、栗原裕一郎
評者:藤井勉

2012/09/06[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第5回 『戦略人事のビジョン』八木洋介・金井壽宏
評者:蔓葉信博

2012/09/05[新着書評]
『ひらいて』綿矢りさ
評者:長坂陽子

2012/09/04[新着書評]
『失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選』フリードリヒ・デュレンマット
評者:藤井勉

2012/09/03[新着書評]
『かくも水深き不在』竹本健治
評者:蔓葉信博

2012/09/01[新着書評]
『残穢』小野不由美
評者:挟名紅治

2012/08/31[新着書評]
『わたしが眠りにつく前に』SJ・ワトソン
評者:長坂陽子

2012/08/28[新着書評]
『芸術実行犯』Chim↑Pom(チン↑ポム)
評者:相川藍

2012/08/27[新着書評]
『ぼくは勉強ができない』山田詠美
評者:姉崎あきか

2012/08/16[新着書評]
『オカルト 現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ』森達也
評者:長坂陽子

2012/08/10[新着書評]
『セックスなんか興味ない』きづきあきら サトウナンキ
評者:大谷暁生

2012/08/08[新着書評]
『深い疵』ネレ・ノイハウス
評者:挟名紅治

2012/08/07[新着書評]
【連載】 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第4回 小林直樹『ソーシャルリスク』
評者:蔓葉信博

2012/08/03[新着書評]
『はまむぎ』レーモン・クノー
評者:藤井勉

2012/08/02[新着書評]
『清須会議』三谷幸喜
評者:千三屋

2012/07/31[新着書評]
『岡崎京子の仕事集』岡崎京子(著)増渕俊之(編)
評者:相川藍

2012/07/30[新着書評]
『月と雷』角田光代
評者:長坂陽子

2012/07/28[新着書評]
『ことばの食卓』武田百合子
評者:杉江松恋
2012/07/18[新着書評]
『図説 死因百科』マイケル・ラルゴ
評者:大谷暁生

2012/07/13[新着書評]
『最果てアーケード』
小川洋子
評者:長坂陽子

2012/07/12[新着書評]
『なぜ戒名を自分でつけてもいいのか』橋爪大三郎
評者:千三屋

2012/07/05[新着書評]
『少年は残酷な弓を射る』(上・下)
ライオネル・シュライヴァー
評者:長坂陽子

2012/07/04[新着書評]
『未解決事件 グリコ・森永事件~捜査員300人の証言』NHKスペシャル取材班
評者:挟名紅治

2012/07/02[新着書評]
『女が嘘をつくとき』リュドミラ・ウリツカヤ
評者:藤井勉

2012/06/29[新着書評]
連載 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第3回 三浦展『第四の消費』
蔓葉信博

2012/06/27[新着書評]
『シフォン・リボン・シフォン』近藤史恵
評者:相川藍

2012/06/26[新着書評]
『湿地』アーナルデュル・インドリダソン
大谷暁生

2012/06/22[新着書評]
『話虫干』小路幸也
長坂陽子

2012/06/20[新着書評]
『彼女の存在、その破片』野中柊
長坂陽子

2012/06/15[新着書評]
『新人警官の掟』フェイ・ケラーマン
日向郁

2012/06/14[新着書評]
『俳優と超人形』ゴードン・クレイグ
千三屋

2012/06/13[新着書評]
『毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記』北原みのり
長坂陽子

2012/06/12[新着書評]
『WOMBS』白井弓子
大谷暁生

2012/06/11[新着書評]
『21世紀の世界文学30冊を読む』都甲幸治
藤井勉

2012/06/08[新着書評]
『愛について』白岩玄
評者:相川藍

2012/06/06[新着書評]
『柔らかな犀の角ー山崎努の読書日記』山崎努
挟名紅治

2012/06/04[新着書評]
『夜をぶっとばせ』井上荒野
長坂陽子

2012/06/01[新着書評]
「七夜物語』川上弘美
長坂陽子

2012/05/30[新着書評]
連載 蔓葉信博「週末、たまにはビジネス書を」
第2回 高畑哲平『Webマーケティング思考トレーニング』
蔓葉信博

2012/05/23[新着書評]
「ピントがボケる音 OUT OF FOCUS, OUT OF SOUND』安田兼一
藤井勉

2012/05/21[新着書評]
「飼い慣らすことのできない幻獣たち」
『幻獣辞典』ホルヘ・ルイス・ボルヘス
藤田祥平

2012/05/16[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第18回」
「その名は自己満足」
長坂陽子

2012/03/30[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第17回」
「そのプライドが邪魔をする」
長坂陽子

2012/02/28[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第16回」
「恋のリスクマネジメント」
長坂陽子

2012/02/15[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第15回」
「非華奢女子の生きる道」
長坂陽子

2012/02/02[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第14回」
「パターン破りの効用」
長坂陽子

2012/01/31[新着書評]
『最高に美しい住宅をつくる方法』彦根明
評者:相川藍

2012/01/20[新着書評]
『ペット・サウンズ』ジム・フジーリ
評者:藤井勉

2012/01/17[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第13回」
胸だけ見ててもモテ期はこない
長坂陽子

2012/01/11[新着書評]
連載「長坂陽子 ロマンスの神様願いを叶えて第12回」
「恋で美しくなる」は本当か
長坂陽子

2012/01/10[新着書評]
「旧式のプライバシー」
『大阪の宿』水上滝太郎
藤田祥平


Internet Explorerをご利用の場合はバージョン6以上でご覧ください。
お知らせイベントBook Japanについてプライバシーポリシーお問い合わせ
copyright © bookjapan.jp All Rights Reserved.